金魚が金魚を追いかけるときにはどんな対策をとればいいのでしょうか?
なぜ、金魚は追いかける行動をとるのでしょう。繁殖時期とそれ以外の追いかけるときの原因と対処方法とは?
どちらにしても金魚を離すことで解決できるので、金魚がストレスを感じないようにして分けてあげましょう。簡単に水槽を仕切る方法を紹介します。
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金魚が追いかける行動をとってメスが弱るときにはこの対策
複数の金魚を1つの水槽で飼っていると金魚が追いかける行動を見かけることがあります。
追いかける行動の原因の1つはオスからメスへの求愛行動
その求愛行動自体は悪いものではないのですが、期間が長いためずっと追いかけられているメスは段々と弱っていってしまいます。
ずっと追いかけられているメスをみているのも心配になりますよね。
ここでオスとメスの見分け方ですが、追いかけている方がオスなのですが、身体にも特徴が出てきます。
その白い点があるほうがオスになります。
体全体に出るのではなく、エラや胸ビレあたりにでるのでそのあたりをしっかりと観察しましょう。
水槽を分けるときはメスが弱ってからだと遅いこともあるので、早めに分けてあげるといいでしょう。
一匹の金魚を複数の金魚が追いかけるときの対策方法
金魚は求愛行動の時以外でも、同じ水槽にいる金魚を追いかけ回します。
ケンカ
ケンカでも追いかけ回します。
大きいものが小さい金魚を、泳ぎが上手い金魚がそうではない金魚をといったように追いかけることがあります。
縄張り意識
意外かもしれませんか、金魚は縄張り意識が強いです。
上記の理由で追いかけられ続けるとケガをしたり、エサを満足に食べられず弱ってしまうこともあるので対策をねります。
水槽を分ける必要があります。
しかし、すぐに水槽をもう一つ用意できないときには、水槽に入るサイズに網目のあるカゴを入れることで隔離してあげることができます。
カゴを入れるときは、水槽の壁面にカゴの口が付くようにいれて、その囲われた空間の中に追いかけられたり突かれている金魚を入れてあげます。
カゴなので網目があり水はきちんと循環しますし安心です。
追いかける予防対策方法とは?金魚の水槽の分け方
水槽を別にする方法は、先ほどご紹介した方法とは別に、水槽自体を仕切って分ける方法もあります。
水槽の仕切りとして、専用のものが売られている
そういったものを購入すれば簡単に水槽を2つに分けることが可能です。
入れるだけで簡単に分けることが出来るというメリットがありますが、場合によっては隙間から魚が自由に行き来できたり、隙間ができることがあるなど気になる点もあるのでその点も考えながら水槽に導入するといいでしょう。
自分で水槽の仕切りを作ってしまうという方法もあります。
自分で計って作るので、市販の仕切りのサイズと水槽のサイズが合わないなどといった心配はなくなります。
- 仕切りを作る際にはプランターや鉢の底に敷くネットを使います。
- それを水槽の幅に合わせてハサミで切ります。
- フック付きの吸盤をそのネットにつけます。
- 水槽に仕切りをいれて、倒れないように吸盤で水槽の内側に固定したら完成です。
どれも簡単に手に入れることが出来るものでぜひ作ってみてくださいね。
金魚が餌をあげるときに追いかけるのならそのときだけ離すのもおすすめ
もし、その追いかけ行動が餌をあげたときだけであるならば、常に水槽を別にする必要はありません。
餌の時間のみ仕切りをいれて分けてあげるのがいい
餌の時間の度に追いかけられていては、餌も十分に食べれないですし弱っていく可能性もあります。
別にしてあげることで、追いかける方も追いかけられる方も安心してゆっくりと食べる事ができます。
また、餌が足りないために金魚を追いかけてストレスの発散をしているという可能性もあるので、一度金魚の餌の量が少なくないか、きちんと足りているのか確認するためにいつもよりも多めの餌をあげるといいでしょう。
金魚が金魚を追いかけるのを防ぐ飼い方
金魚の追いかける行動が起こってしまったら様々な理由とその対策法がありますが、まずはその追いかける行動が起こらないような飼い方をすることも大切です。
追いかける原因は先ほどいくつかご紹介しましたが、事前に防げるものもあるのです。
種類の違う金魚の場合
泳ぎが早いものと遅いもので差が出ると、遅い金魚は追いかけられる可能性があります。ですので、複数の金魚を買う時には同じ種類ごとに水槽に分けて飼うか、はじめから1種類の金魚のみを飼うようにします。
体格の違う金魚
大きい金魚が小さい金魚を追いかけます。
最初から大きさが違う場合には、大きさで分けて水槽に入れてあげるのが好ましいです。
後から1匹だけ水槽に追加するとその1匹はよそ者扱いをされ、縄張り意識の高い金魚は追いかけ回すかもしれません。