犬がクンクンと鳴くのはどんなときや気持ちなのでしょうか。クンクンと鳴くときには、甘えているときと自分の容態を教えようとしている2種類になります。
甘えてくるときには、とことんかまってあげたいところですがいつもそのように接してしまうと甘えん坊になってしまいます。
常にかまってあげることができればいいですが、お留守番をさせるときや遊んであげることができないときに飼い主に依存しないように普段からのスキンシップをメリハリあるものにしましょう。
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甘えたいときにクンクンと犬は鳴くことがあります
言葉を話すことはできなくても、感情豊かな犬の気持ちは鳴き声の違いでも読み取ることができます。
- 大人になっても甘えたい気分のときや欲しいものがあるときに犬はクンクンと鼻を鳴らすように鳴くことがあります。
- クンクン鳴きながらすり寄ってくるときは甘えたい気分なので、撫でて甘えさせてあげましょう。
- 尻尾を大きく振りながらクンクン鳴いているときは、飼い主さんと遊びたいのでしょう。
- 食べ物やおもちゃを見てクンクン鳴いているときは、取りたいけれど取れない場所にあるなど欲しいものがあるときに欲しいものや飼い主に向かって鳴きます。
- クンクン鳴きながら手でちょうだいちょうだいとすることも多く、何が欲しいのか探ってみましょう。
ただし、クンクン鳴いて可愛いからと言っていつも甘やかしてはいけません。
鳴けば要求が通ると思わせてしまうとエスカレートしてわがままになってしまいますし、しつけをすることも必要です。
犬がクンクンと鳴くのは不安なとき
犬がクンクン鳴くときは甘えたい時だけでなく、クーンクーンと伸ばすように鳴いているときには不安を感じて鳴いているのかもしれません。
表情や声のトーン、仕草を見て不安なことがあって鳴いているときには不安を取り除いてあげますが、爪切りやシャンプーなどの必要なお世話が嫌で鳴いてしまっているときには我慢することも教えてあげる必要があります。
嫌がっても大きな声は出さずに、安心させるように優しく話しかけてあげましょう。
犬がクンクンと鳴き続けるときは
ケガや病気で痛みを感じているときにもじっとしながら弱々しい声で鳴くことがあり、起き上がらない、元気がない、触ろうとすると怒ったり痛そうにキャーンと鳴く時にはすぐに動物病院へ連れて行ってください。
手術や病気の治療中の時にも痛みで鳴いてしまうことがあるので、処方された薬を飲ませて痛みを和らげてあげましょう。
鳴いてしまうくらいになると我慢の限界が近づいてきているので、すぐに連れていってあげましょう。
また、病気や加齢でトイレが近くなっているときには頻繁に鳴いてしまって大変かもしれませんが、我慢させすぎてしまうと病気になることもあるので頻繁に連れて行くか家の中にトイレを用意してあげてください。
犬がお留守番をさせるときにクンクンと鳴くのが心配
寂しい時ときにもクンクン鳴いてしまうことがあり、留守番をするときに飼い主がいなかったり見えなくなってしまうと寂しがりやの犬は鳴いてしまいます。
犬はもともと集団で群れを成して行動する習性がある
誰もいなくなってしまうと犬は寂しくなって鳴いてしまいます。
飼い主の姿が見えなくなって鳴いてしまう寂しがりやの子には、時間があるときに思い切り甘えさせてあげて、安心させてあげましょう。
過去に捨てられたり怖い経験をしたことがある犬は飼い主が出かけてしまうと特に不安を感じることが大きい傾向にあります。
引っ越しなど環境に変化があった時にも飼い主と離れてひとりになることに不安を感じやすく、クンクン鳴いてしまうことが多くなります。
出かける時に犬に声をかけてしまいますが、不安を強く感じてしまう犬には逆効果
いなくなるからね、と伝えているようなものなので犬の不安を煽ってしまうので、気付かれないようにそっと出かけましょう。
普段から犬に構いすぎてしまっている場合には、犬が一人でいる時間を作るために他の部屋へ行ったり無視する時間を作って、短い時間から少しずつ慣らします。
上手に待てた時にはしっかりと褒めてあげると、いなくても帰ってくる、我慢すれば褒めてもらえると学習してクンクン鳴くことが少なくなります。
犬がクンクンと鳴いて甘えてくる欲求をすべて聞くのではなくほどよい距離感を保つことが大切
犬がクンクン鼻を鳴らしながらすり寄ってくるととても可愛いので甘やかしてあげたくなりますが、ずっと甘えたい要求に応えていると犬が飼い主に依存してしまい、飼い主がいないことに耐えられなくなってしまいます。
日頃から犬との距離感を考えて構いすぎないこと、構ってあげる時とそうではないときのメリハリをつけることを心がけましょう。