室内犬を飼い始める時にまずしなくてはいけないしつけと言えば、トイレです。
きちんと早めにしつけておかないと、床や、カーペットなどに粗相をされてしまいます。
ここでは、トイレのしつけをする時のポイントやコツ、またトイレ以外のしつけの方法などについてご紹介しますので、これから犬を飼おうと思っている人や、トイレのしつけが上手くいかない人は是非参考にしてみてください。
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室内犬にトイレをしつける時の始め方
室内犬を自宅に連れてきたら、まずはトイレをしつけましょう。
カーペットや家具に排泄をされると後片付けで大変なストレスとなります。しかし、最初から一度もトイレを失敗しない犬はいません。しつけられた犬を購入した場合には犬は犬のトイレで排泄をするのが当たり前と思ってしまうかもしれませんが、その犬もしつけが完了するまでには何度も失敗していることでしょう。
トイレのしつけは習得させるまでが大変
ですが、犬を室内飼いする場合には必ず通らなければならない道です。
トイレを失敗されると大変ので、トイレのしつけが完了するまでは人間の居住空間を自由に歩かせないようにします。
- ペットサークルとクレートを用意して、そことその手前の直径1メートル程度の範囲だけで過ごさせます。
- ペットサークルの床にペットシーツを隙間無く並べます。子犬が排泄をしそうなタイミングでペットサークルに入れて、それ以外はクレートに入れます。
- ペットシーツに排泄したらよく褒めてペットシーツを取り替えて遊んであげてからクレートに入れます。
しつけの方法はこれだけです。
飼い主が子犬の排泄前のサインを見逃さずにペットサークルに入れることが重要です。
子犬によって排泄前のサインは異なるので、飼っている子犬の排泄前のサインをよく観察して知ることがトイレのしつけ成功への近道となります。
室内犬にトイレのしつけをする時に気をつけること
トイレのしつけで大切なのは排泄を失敗した時に怒らないことです。
まだ分かっていないのだから怒られても何が悪かったのか分からずに飼い主に恐怖心を持つようになるだけです。
失敗した排泄物はササッと片付けてなかったことにしましょう
トイレを覚えるまではペットサークルとクレートと僅かなスペースでしか過ごせないのはかわいそう…と思われる方も居るかもしれません。しかし、新しい場所につれてこられた子犬は不安を感じていて狭い限られた場所が落ち着けるものです。
トイレのしつけは長くて1ヶ月程度、早い場合には2週間程度で完了します。
そのくらいの期間が経過すると子犬も新しい環境に慣れているので、調度良いと言えます。トイレのしつけが完了したら家の中全体を冒険させてあげましょう。
室内犬にトイレのしつけ以外に気をつけること
トイレを清潔に保つ事はとても重要です。
ペットサークルに敷いたペットシーツは最低でも1日1回は交換しましょう
子犬のうちは少量の排泄を頻繁に行います。
かまって遊んであげると喜びの余り排泄をしてしまう子犬もいます。排泄量が少ないとペットシーツを交換するのが勿体無いと感じるものでしょう。少量の排泄なのに複数枚にまたがって汚れていると尚更です。一枚の上にしてくれたらよいのに…とまだ言っても仕方の無い注文をつけたくもなります。
特に便は、ペットシーツの上にした場合にはよく褒めてから直ぐに片付けましょう。
室内犬がマーキングする時にするべきしつけとは
犬は縄張りを示したり、新しい場所に来たりして不安な時にマーキングをして自分のにおいを付ける事があります。
ずっと飼っているのにマーキングを始めた場合には心が満たされないストレスや不安を抱えている場合があります
一度マーキングした場所は何度もする事が多いので、掃除して臭いを消しましょう。ペット用の消臭剤を使用するか、ブリーチを水で20倍くらいに薄めた液をスプレーするとよいでしょう。ただし、物によって色落ちしたり変質する場合があるので注意が必要です。マーキングする原因を探し、それを排除することが問題解決には不可欠です。
犬の様子をよく観察して飼育環境を見直してみましょう。
連れてきたばかりの子犬の場合には慣れるまでペットサークルやクレート内で過ごさせましょう。
歳を取った室内犬がトイレを失敗するようになったら
老いは人間にも犬にもどうしようもない事柄です。
老いが原因でトイレを失敗してしまう場合には人間同様オムツを使用することをおすすめします
小型犬用から大型犬用まで様々なサイズが販売されているので、飼い犬に合ったサイズのオムツを購入しましょう。犬がオムツを嫌がる事は多いでしょう。かじったりして外してしまう場合には無理矢理つける事は諦めて排泄を片付けるしかありません。
カーペットやラグなどを撤去して掃除しやすいようにしましょう。