犬を飼い始めると、愛犬と一緒にボールなどのおもちゃで遊ぶのが楽しみという方も多いと思います。取りにいったボールを、また飼い主の元に持ってきて、ボール遊びをするというのを、どの犬でも当たり前のようにすると思っている方も多いと思います。しかし、なかなかボールを取りに行ってくれない犬や、取りには行くけど、持ってこないという犬もいます。
そこで、犬がボールを持ってこない理由や、ボールを持ってくるように練習する方法をご紹介します。
まずは近距離から練習して、徐々に遊びの楽しさを教えてあげましょう。
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犬がボールを持ってこない理由は
これをイメージしてボールを投げたものの、犬が取りに行かず全く動かないことがあります。また、ボールを追いかけて走って行ったのに、ボールを口にくわいないこともありますし、くわえたとしても飼い主のところも持ってこないことも。せっかく犬とボール遊びをしたくても、これでは意味がありませんよね。
ボール遊びのやり方がわかっていない犬もいれば、そもそもボールに興味がない犬もいる
また、ボールが大きすぎて口にくわえるのが難しいという場合や、ボールの感触がイヤだということも考えられます。
ボールを嫌がったり大きすぎる場合は、ボール自体を変えてみてください。
必ずしもボールではなくても良いです。お気に入りのおもちゃをボール代わりに使って遊ぶこともできます。ボールも布製の柔らかいボールや、噛み心地の良いボールなどもあります。ボールに興味がない場合やボール自体を嫌がっている場合は違うもので試してみてください。
ボールを持ってこない犬には短い距離からおやつで練習
犬にボール遊びのルールを教えるときは、まずは短い距離から始めてください。いきなりボールを使わないで、おやつで練習をします。
犬を数メートル先に立たせた状態で、おやつを犬にめがけて投げてください
犬がおやつをキャッチできたら、喜んで褒めてあげます。
飼い主が喜ぶ様子を見ると犬も楽しんでくれるようになります。犬が失敗しても叱ったりがっかりした顔はしないでくださいね。
犬がおやつをキャッチできるようになったら、キャッチするタイミングで「キャッチ」など決まった言葉をかけてください。おやつを口でキャッチすることが「キャッチ」であると理解してもらいます。キャッチをしっかりと覚えさせましょう。
犬にボールを持ってくるように教えるコツ
犬とボール遊びをするためには、犬がボールを飼い主の元まで持ってくることも教えなくてはなりません。
犬にボールを見せて、ボールに注目させてください
ボールに興味がない場合はぬいぐるみなど他のおもちゃでも大丈夫です。
犬は動くものを追う習性がありますので、犬の目の前でボールを動かして注意を引きます。興味を持った犬は次第にボールを口でくわえようと追いかけ始めます。
そこでボールを投げてください。この時、遠くへは投げずに、犬の視界に入る程度のすぐそばに投げるようにします。犬がボールを追いかけて行ったら褒めてください。
犬がボールを追いかけて行き、ボールに追いついた時点で「キャッチ」と声をかけます。
ボールを持ってこないの犬には飼い主も一緒に取りに行ってみる
投げたボールを追いかけたものの、持ってこないという場合も多いです。ボールを持ってくることがわからないという場合もありますが、せっかく持って来たのにまたすぐに投げることで、持ってきたらダメなんだと勘違いして理解してしまう場合も考えられます。
ボールを持ってこない場合は、飼い主も一緒に取りに行ってみてください
犬がボールを目指して走って行ったら、飼い主も一緒にボールのところへ行き、ボールを持って戻ってきます。
犬がボールをくわえたままなら、そのまま一緒に元の位置まで戻ってきましょう。
ボールをキャッチしたら、くわえたまま戻るということを教えてあげてください。
ボールをくわえて持ってきたものの、ボールを離さないということもよくあります。お気に入りのおもちゃなら誰にも取られたくないから、ボールを離さないのは当然とも言えるでしょう。
犬と遊ぶ時にはルールを決めて
犬と遊ぶタイミングは飼い主が決めるようにしましょう。
遊ぶ前には「ボールで遊ぼう」などと声をかけてから遊ぶ
毎日同じタイミングで遊んでも良いですし、犬が退屈している様子をみた時のタイミングで遊ぶのも良いです。