【犬の喧嘩のしつけ】多頭飼いの犬が喧嘩をした時の対処法

犬を多頭飼いしていると、犬同士で喧嘩が始まることもあります。飼い主として、喧嘩をやめさせるべきか、放っておくべきかと悩む方も多いと思います。また、どのようなしつけをすれば、喧嘩をしなくなるのか、と考える方も多いと思います。
そこで、多頭飼いの犬が喧嘩をした時の対処法についてご紹介します。犬同士がじゃれ合っているのか、危険な喧嘩に発展しそうなのか、その見極め方を覚えておきましょう。

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犬が喧嘩をしてしまう理由

犬の喧嘩の理由として、その習性が関係しています。

その習性とは群れで生活することにあります。
群れで生活していく中で上から下まで序列ができていきます。
自然と決まっていくのではなく、序列を決めていく時に喧嘩や争いが起こるのです。
飼い犬であればもちろんその序列のトップは飼い主さんです。
多頭飼いであるならば、1頭ずつきちんと信頼関係を作ることが重要です。

また、嫉妬による喧嘩も起こることがあります。

先ほどご紹介したように犬たちの中で序列が出来上がります。
自分より順位が下の犬が自分より先にご飯をもらったり、偏ってたくさん遊んでもらっているとその順位が下の犬に嫉妬し喧嘩になることがあります。
自分より後に入ってきた犬のほうが可愛がられていると感じたときにも喧嘩が起こることがあるでしょう。

さらに、去勢をしていない犬と発情期のメスがいた場合にもオス同士で喧嘩が起こったり、お腹に赤ちゃんのいるメス犬や子犬がいる母犬も母性本能から子犬をまもるために喧嘩をすることもあります。

犬が喧嘩をする理由は、1つではないので状況をしっかりとみるようにするといいでしょう。

犬の喧嘩にしつけは必要か?子犬の社会性を養う場にも

犬が喧嘩した時には飼い主はどういった対応をするのがいいのでしょうか?

犬の喧嘩が多いとしつけをしたほうがいいのではないかと考えることもあるでしょう。

危険な喧嘩であればしつけや仲裁が必要ですが、よくみると喧嘩では無いこともあるのです。

子犬や、まだ年齢の若い犬だと喧嘩ではなく遊んでいるだけということも多いです。

人間からみたら、喧嘩に見えることも犬たちにとっては本気で遊んでいるだけなのです。噛んでいるのも甘噛みであったり、唸っているのも遊んでいるときにはよくあることです。
喧嘩ではないので、お互いケガをするようなことはほとんどしません。
しっかりと見極めましょう。

さらに先にいた先輩犬と後から来た子犬との喧嘩は子犬に社会を学ばせるために、無理に止める必要はありません。
ここで、喧嘩をすることで序列ができたり、子犬も社会のルールを学ぶことができるのです。
もちろん、喧嘩がエスカレートしどちらかがケガをしたときなどは危ないので必ず止めに入ってください。

犬が本当の喧嘩に発展しそうな時の見極め方

ですが、遊びから本当の喧嘩に発展してしまったり、遊びだと思っていたら喧嘩だったということもあります。

本当の喧嘩に発展するときのサインがあるのでしっかりと見極めることが大切です。

  • かみ方
    甘噛みであれば遊んでいるだけですが、噛まれた犬が大きな声をあげたときは甘噛みではない可能性もあります。
    さらにそれを聞いても噛むのをやめない場合には喧嘩に発展することもありますし危険です。
    また、犬の首あたりを噛んだまま興奮してブンブン首を振っている時にも注意が必要です。
  • 犬の様子
    犬の尻尾が股の間に入ってしまう状態で震えていたり、その場から逃げたり隠れたりします。
    また、背中の毛全体が逆だった状態で吠えて興奮している時も喧嘩に発展するサインです。
    これはどちらも興奮状態なので遊んでいるときとは違いわかりやすいと思います。
  • 犬の耳
    犬の耳が前に向き歯が出ている時には攻撃しており、また攻撃されている犬は耳を倒している状態です。
    ここで終了すればいいですが、この状態が続いてしまうと喧嘩に発展する可能性があります。

飼い主は犬同士が喧嘩をしないように普段からしつけでコントロール

犬同士の喧嘩は普段から飼い主さんのしつけによってコントロールすることができます。

普段の様子を見ていると、仲良しの犬、仲が悪い犬などがわかってくると思います。
それをわかっているだけでも、喧嘩を少なくすることが可能です。

仲がいい犬同士をとなりにして食事をしたりして仲が悪い犬同士が接触する機会を少なくします。
また、スペースに余裕があるのであれば、部屋を分けてあげるとお互いにストレスがなくなるので喧嘩が少なくなるでしょう。
また、縄張りもあるのでそれをしっかりと理解しておくことも重要です。

しつけをしっかりとしておくとリーダーである飼い主の指示をしっかりと聞くので、喧嘩が起こりそうな時には、適切な指示を出して喧嘩から意識をそらす事もできます。

さらに、先ほどもご紹介しましたが、嫉妬からくる喧嘩もあります。
喧嘩が起こらないようにするためには、飼い主の接し方も意識して変える必要があります。
ご飯をあげる順番も先に飼っていた犬からあげるようにすると、後から来た犬への嫉妬からくる喧嘩もなくなります。

平等に可愛がるのはもちろんですが、順番を変えて先に飼っていた犬を優先的に扱うといいでしょう。

しつけは先住犬からも学ぶ多頭飼いのメリットとデメリット

犬の多頭飼いはには、メリットとデメリットがあります。

メリット

多頭飼いだと、犬の中での社会性を身につけることができます。

特に、先に飼っていた犬が成犬、後から来た犬が子犬の場合にはしっかりと社会について教えてくれるでしょう。
そのためには、先に飼っていた成犬のしつけがしっかりできていることが条件です。
また、何頭もいるので遊び相手もたくさんいますし、一人になる機会がほとんどないので寂しい思いをすることが少ないです。

デメリット

多頭飼いのデメリットとして、お金がかかることがあげられます。
当然1頭のときと比べて2倍3倍となるでしょう。
さらに、散歩も場合によっては時間がかかります。

一緒に散歩することが可能であれば、1度の散歩で済むので1頭飼いと変わりませんが、仲が悪い犬がいたり、年齢の差、歩くスペースなどによって一緒に散歩するのが難しい場合には2度も3度も散歩に行く必要が出てくるでしょう。