まだ散歩デビューしていない子犬の飼い主さんの中には、散歩のときにどのようなしつけをすればよいのかわからない人もいるのではないでしょうか。
散歩デビューをする前にしつけを始めることで、外の世界の色々な出来事から子犬を守ることができます。
ここでは、犬の散歩で起きやすい問題と、散歩中に大切なリーダーウォークのしつけ方についてお伝えします。
大切な愛犬と楽しくお散歩ができるように、飼い主としてしっかりしつけをしてあげましょう。
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犬の散歩中に起きやすい問題行動・子犬の頃からしつけをしよう
犬の散歩では犬が引っ張ることなく常にリードがたるんでいる状態が、最も理想的であり、子犬の頃からしっかりと練習をしてしつけていくことで、上手に散歩ができるようになります。
- リードを短く持つ
- 犬が引っ張っていこうとした時には、立ち止まる
- 一度おすわりをさせて、落ち着いたら進む
と繰り返していくと犬は賢いので、散歩でグイグイ引っ張るといいことがない、楽しい散歩が中断してしまう、と自分で考え学習してくれます。
また、他の犬や通りがかりの人を見つけると吠えてしまって、無理に押さえつけようとすると噛まれてしまうこともありますが、これも子犬の頃からのしつけで改善していきましょう。
吠えないようになると落ち着いて散歩ができるので、他の犬が来ても吠えたり引っ張って行ってしまうこともなくなります。
他にも、子犬が急に歩かなくなってしまって心配になることがありますが、まだ外の世界に出たばかりの子犬にとっては未知のものがたくさんあって怖がっているかもしれません。
例えば排水溝やマンホールなどの穴が開いていたりする場所は、小さな体の子犬にとってはとても怖く感じてしまいます。
音にびっくりしてしまうことも多くあるので、散歩の練習をする前からいろいろな音に慣れさせる必要もあります。
何に怖がっているのか原因がわかったら、撫でて落ち着かせ、怖いものがない場所まで行ってから散歩を再開するか、無理をせずにその日の散歩は取りやめて家に帰りましょう。
子犬の頃から散歩のしつけを!しつけの重要性とリーダーウォークについて
しつけをして上手に散歩をすることは事故やケガを防ぐことになり、大切な子犬を守ることに繋がっていきます。
また、犬が嬉しくて飛び掛かっていったとしても、犬が苦手な人にとっては怖く子どもだった場合には転ばせてしまうなどのトラブルになりかねませんし、他の犬とケンカになってしまったりリードが絡まってしまったりすると大変なので、しつけをすることはとても大切です。
飼い主が主導して散歩に行く、という事も学んでもらう必要があります。
子犬に散歩のしつけをしよう!リーダーウォークに必要なもの
散歩中の子犬が引っ張らずに飼い主のすぐそばについて歩かせるように、リーダーウォークの練習をしましょう。
時々振り返って飼い主の顔を見ながら歩く愛犬の姿はとても可愛いですし、信頼関係がしっかりとできると、自然とリ-ダーウォークができやすくなってきます。
小さい子犬は首が弱いので、首に負担がかからないようにハーネスを着用させることをおすすめします。
まずは室内で散歩の練習を!子犬のしつけ方
生後2か月を過ぎたあたりから室内でリーダーウォークの練習を始め、ハーネスを体に付けた状態やいろいろな音にも慣れさせていきます。
ハーネスに慣れたらリードを付け、飼い主に注目するように仕向けながら横に立つ練習から始め、できるようになったら歩く練習をはじめます。
横に立たせるためにおやつを手に持って子犬に見せ、子犬が来たら手を横に持って行って子犬を横に立たせ褒めておやつをあげます。
繰り返すと横に立つと良いことがあると学習してくれるので、同じように横に座らせることも練習しましょう。
横に来ることを覚えたらおやつを手に持ったまま歩き、横に付いたまま歩かせる練習をします。
歩けるようになったらリードを付けて一緒に歩き、何か気を引くものがあって引っ張ってしまったらダメと言いながら立ち止まる、飼い主のそばにきたら褒めておやつやフードをあげて良いことがある、と徐々に覚えさせます。
罰を与えるという事よりも、良いところを褒めて伸ばすようにして、どうすれば飼い主が喜ぶかを自然に考えてくれるまで気長に練習をしましょう。
子犬にコマンドを覚えさせるのも大切なしつけ
散歩の練習をする間に、散歩中に必要になってくる言葉も覚えさせる必要があります。
信号で止まらせるときや他の犬や人が来た時にも、子犬をコントロールさせることができ、危険なことから守ってあげられることに繋がります。