犬の発情期(オス)の過ごし方やマウンティング行動について

発情期になるとオス犬はどのような行動を取るのでしょうか。ふだんはおとなしい犬でも発情期になると、このような行動を取ってしまうことがあります。

では、発情期にはどのようにして過ごせばいいのでしょう。

発情期のメス犬に近づけないことが一番ですが、散歩に行かないわけにもいきません。オス犬が興奮したときに止めてあげることが大切です。

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どんな行動をとる?オス犬の発情期について

メス犬は生後半年を過ぎた頃から毎年1回か2回発情するようになります。

オス犬は単独でいると発情することはなく、発情しているメスのにおいを嗅ぐと発情する

そのためオス犬を発情させたくなければ発情したメスに近づけないことが一番の対策となります。ただ、犬はとても臭覚が優れているので、発情したメス犬のにおいがついた物のにおいを嗅いだだけでも発情してしまいます。完全に防止することはできないでしょう。

オス犬が発情すると他の犬などに乗りかかって腰を振るマウンティングをしたり、気が立った状態になります。

そのため落ち着きが無くなり指示に従わなくなったり、無駄吠えや遠吠えをするようになる犬が多く見受けられます。マーキングをするようになる場合もあります。

メス犬を探して脱走するという事例が多く発生するので、散歩をする際はリードが抜けないようにするなどの対策を行いましょう。
行動を強く制止すると噛み付く場合もあるので、犬が発情している様子が見受けられた場合には注意が必要です。

オス犬の発情期はいつからいつまで?時期や期間

メス犬の発情期間は2週間程度ですが、オス犬は発情したメス犬のにおいに触発されて発情するので、発情したメス犬のにおいがしなくなったらほどなく発情はおさまります。
発情しているメスのにおいを嗅いでしまい発情したオスはメスを捜し求めます。メスが見つからなかったり自由に行動させてもらえないと大変なストレスとなります。

オス犬に余計なストレスを与えないように、発情したメス犬には近づけない。散歩中にどこかでにおいを嗅いで発情してしまったらしばらくは散歩コースを変えてメス犬のにおいを嗅げないようにしてあげましょう。

発情期のオス犬のマウンティングの対処方法

オス犬は発情したメス犬のにおいを嗅がなければ発情しないので嗅がせないのが一番です。しかし、散歩中などに飼い主が気がつかないうちに臭いを嗅いでしまい発情する場合があります。

発情して他のメス犬にマウンティングする場合には即座に引き離します

とにかく近づかせないようにします。散歩はいつも同じコースでする場合が多いので、一度メス犬と出会った散歩コースは通らないように変えてみましょう。できるだけ他の犬と合わない散歩コースを見つけましょう。

発情以外の理由としては「自分が上の立場である事を示すため」「遊ぼうとしている」「ストレス解消のため」などが挙げられます。

これらの場合はマウンティングしようとしたら直ぐに「待て」をさせて制止するとよいでしょう。

オス犬は発情期にイライラしやすいので要注意

発情しているオス犬は、メス犬を求めてイライラとしています。
普段は温厚で飼い主の指示をよくきく犬でも飼い主に向かって吠えたり、状況によっては噛み付くこともあります。

普段とは違う状態にあることを理解して注意して接しましょう

例えばメス犬を探しにいきたくてドアをガリガリと引っかいているときに「いけない」とドアから引き離そうとしたり引っかいている足を振り落とそうとしたら手を噛まれる可能性があります。

発情している間のストレスは犬にとっては大きな負担です。

その強さには個体差があるので、犬の様子がいつもと違う度合いが大きいほど大変なストレスに直面しているのだと穏やかに見守ってあげましょう。

本能によって引き起こされる行動なので、犬にとってもどうしようもない部分が大きいのです。遠吠えをしたりして近所迷惑になってしまう場合もありますが、発情がおさまるまでの我慢です。

犬の運動量を増やしたり、たくさん遊んであげたり、お気に入りのおもちゃ、たくさんかむことができるおもちゃなどを与えて少しでも犬のストレス発散を助け、乗り切りましょう。

犬の発情期の行動を抑える去勢手術について

犬に子供を作らせないのであれば、去勢手術をするのが発情行動を抑える最も有効な手段です。

犬の身体を手術によって自然ではない状態にしてしまうということに、大きな抵抗感を覚える飼い主は多いでしょう。病気でもないのに手術をするのはかわいそうと思う飼い主も多いです。

私も飼い犬が手術を受ける前はとても心配になります。
しかし、発情のストレスは相当なもので、発情が原因で脱走したり飼い主に噛み付いてしまう犬もいます。脱走して事故に遭ったり他人などに噛み付いてしまうと犬にとっても大変不幸な事になってしまいます。

発情は本能によって起こる状態の変化なので非常に強い衝動

それがなし得なくて我慢しなければならない状態は犬にとって大変負担が大きく強いストレスとなります。発情が来るたびに犬は大変な思いをして飼い主も大変な思いをするでしょう。
去勢や避妊の手術をされても犬にとっては自分の身体が手術されたかどうかなどはわからないことです。
犬にとってどちらがよいのかどうか、それは犬自身にしかわからない事なのか犬自身にもわからないことかもしれません。

それを決める権利があるのは飼い主でしょう。

発情は子孫を残すための本能です。飼い犬に子孫を残させるのならば必要な事柄ですが、子孫を残させるつもりがないのであれば不要な事柄です。発情によって受ける犬のストレスを考えるとその不要な機能を残しておく必要性が感じられません。

まして、精巣や卵巣があるとそれに関連した病気になる可能性があります。精巣や卵巣の腫瘍はかなり多く発生する病気です。
精巣や卵巣を取り除いておく事により防ぐことができる病気は多くあります。
オス犬の場合には精巣を取ると性格が穏やかになり飼いやすくなる傾向にあるようです。私も生まれながらの体の状態を手術によって変える事に抵抗を感じはしますが、必要の無い機能でありそれによるデメリットも多くあるとなると考える必要がありそうです。