柴犬のしつけは性格が形成されていく子犬の時期にするのがおすすめです。
子犬の成長はとても早いので、小さいうちからしっかりと上手にしつけをしておきましょう。
そこで、柴犬のしつけのベストな時期と対処法について、上手に教えるために大切なポイントをお伝えしていきましょう。
犬のしつけは焦らずに根気強く、気長に取り組む必要があります。
ぜひ参考に大切な愛犬を上手にしつけしましょう。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
-
-
犬が留守番中に吠える時の対処法!犬が快適に過ごせる環境作りを
犬に一匹だけで留守番をさせるとき、犬が吠える事にお悩みの人もいるのではないでしょうか。 「外出...
-
-
犬が吠える場合は無視をするのが良い?吠えぐせに対する対処方法
犬に吠える癖がついてしまうと、直すのはなかなか根気が必要となります。 無視するのが効果的だと、...
スポンサーリンク
柴犬のしつけは子犬の時期にするのがベスト
柴犬のしつけは子犬の時期に行うのが良いのですが、いつまでが子犬の時期?という疑問もあるでしょう。
柴犬の生後4ヶ月は人間で言うと約6歳頃
生後半年の柴犬なら人間でいう10歳と、たった2ヶ月でも4歳ほど成長したことになるのです。
生後半年~8ヶ月までにはしつけをしておくのが良い
時期によっては反抗期に入ることもあるのでメリハリを付けながらその時その時に合わせたしつけをしましょう。
柴犬の集中力は他の犬種に比べると高い方ですが、集中できる時間はそのくらいまでです。
10分頑張ったら休憩、また次の機会に10分頑張って休憩と、何度も根気強く続けましょう。
柴犬は主従関係の影響が強く出る犬種でもある
飼い主にはとことん従順な種です。
頑固な性格もあるので、飼う主以外の言うことは聞かない一面もあります。
柴犬の中での主従関係が「飼い主より自分が上」となってしまうと、言うことは全く聞かず、リーダーとして群れを守ろうという意識が働くために、来客に強く吠えるような攻撃的な行動が多くなるので、最初の主従関係の認識はとても重要です。
柴犬は子犬の時期にしっかりしつけをすることが大切
しつけを行うに当たって大事なのは、「自分の名前を覚えさせること」です。
自分が何と呼ばれているのか分からなければ、指示をしても通りません。
まず向かい合って、柴犬の目を良く見ながら名前を呼びましょう
何度か呼んでみたら少し離れ、また名前を呼びます。
きちんと名前に反応して振り返ることが出来たらたくさん褒めてあげましょう。
こうして自分の名前を理解させます。
自分の名前=怒られていると認識してしまうと、「怒られているときに側に行ってはいけない」と思い、名前を呼んでも近くに来なくなります。
叱る際には「ダメ」と言い、自分から犬に近づきましょう。
柴犬の甘噛みも子犬の時期にしつけをしてやめさせましょう
柴犬は子犬の頃にほぼ間違いなく甘噛みをします。
甘噛みを辞めさせるのは強いストレスになるので辞めさせるべきではありません
しかし、人間の体に噛み付くのは辞めてほしいところ。
甘噛みとは言いますが、実際噛まれると結構痛いです。子犬の歯は小さく尖っているため、成犬の甘噛みとは全然違うのです。
私はよく通りがかりに二の腕を噛まれました。夏場だったので半袖で腕が出ていたために噛みやすかったのでしょう。しかし痛くてどうにか出来ないかと、何度も何度も頑張ってようやく私の二の腕からおもちゃの歯固めに甘噛み対象を変えさせて辞めさせることが出来ました。
甘噛みする前に気付いて「ダメ」と止めさせると結構早くに辞めてくれたので、しばらくは甘噛みの前兆の動きなどに注意して阻止させましょう。
ダメといった後で変わりのものを差し出さないとストレスになるので、歯固めなども普段から持っておくとしつけやすいです。
しつけのしやすさは母親と引き離す時期にも関係する
生まれたばかりの子犬は、母親や他のきょうだいと過ごす中で身につける社会性をまだ持っておらず、それが身につくのは約生後45日程してからといいます。
しかし、この時期を待たずして人工的に母親から離されるとその社会性は身につかず、自分を犬として認識できていないために縦社会を理解することも難しく、飼い主をリーダーだと分からせることもとても難しいです。
飼い主をリーダーと認識できないと、しつけにくく自由気ままで問題行動の多い子になってしまいます。
飼い主に攻撃することもあるので、母親と一緒に過ごす期間がきちんとあったかどうかは犬を飼う上でとても重要なことなのです。
犬のしつけは焦らずに褒めて覚えさせるのがコツ
しつけで大事なのは、怒らないことです。
犬は叱られると萎縮してしまい余計にうまくできなくなることがあります
犬は叱られると強いストレスを感じてしまいますが、飼い主が【喜んでいるっ姿を【見るのは大好きです。
とはいえ、1回褒めたくらいでしつけが成功するわけではありません。何度も失敗と成功を繰り返して覚えておくものなのです。
しつけで失敗したときの正解のリアクションは、「無反応」
叱られると萎縮しますが、無反応でも犬にとっては悲しいのです。飼い主に無視されることがとても悲しい生き物なので、失敗したときのしつけは無視が一番良いのです。
同じことをしても成功したときだけ褒められる事を徐々に学習できれば、失敗の回数は少なくなります。
また、最初のうちはうまくいっても、生後半年頃になると反抗期を迎えるようになってまたしつけのし直しになることもあります。