犬を飼う時にさまざまな悩みが出ることがありますが、その中でも多いのが「無駄に吠える」です。
そういった時に出来る対策と言えば、叱ってしつけることですが、叱るタイミングややり方が間違っていると、全く直らなかったり、逆効果になってしまうこともあります。
そんな愛犬の無駄吠えをなくするために出来る対策をご紹介しますので、是非参考にしてみてください。
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犬が無駄に吠える時は、対策の前にその原因を見極めよう
犬が吠える原因として考えられること
- 警戒している時
- 欲求を訴えている時
- 怒っている時
- 興奮している時
- 怖い時
ですが、それは飼い主のしつけと、飼い主との信頼関係、上下関係によって抑えることができるのです。対策をする前に、なぜ犬が吠えているのか、考えられる原因を見極めましょう。
最初に原因を見極めることで、それにあった対策ができます。
なるべく、犬にとって理にかなう対策をすることが理想です。
犬が吠える時に出来る対策、即効性のある方法は
犬が吠える時の対策
~酢スプレー~
後から叱っても、まだ理解力の乏しさからなんのことについて叱られているのかわからなくなるのです。
それは犬のしつけにも同じことが言えます。
犬はとても賢いですが、無駄吠えすることが悪いと思っていない犬は後から叱られても「なんのこと?」と頭の中はきっと?マークがいっぱいです。
犬が吠えたらすぐにできる対策を考える必要があります。
そこでよく使われる対策があるのですが、それはお酢スプレーを使います。
犬が吠えたら2倍に薄めたお酢スプレーを少し話して犬の頭の上や鼻の前にシュシュっと撒きます。
人間でも酢のにおいはキツイのに、嗅覚が優れている犬は尚更です。
そうすると、犬はくしゃみをして吠えるどころではありません。
犬の目や鼻に直接酢スプレーがに入らないように注意してください。
ならば、このように犬に害のない方法で、ダメなことを教えてあげると良いでしょう。
犬が吠える、言うことを聞かない、そんな時に気をつけるべき対策とは
犬が吠える時にしてはいけない対策
~マズルをつかむ~
犬が無駄に吠えてしまう…
犬がどんなに吠える動物であろうと、犬と人間が共存していくためには、せめて無駄吠えをしないようにしつけをする必要があります。
一昔前はマズル(犬の鼻先から口全体)を掴んでしつけをする方法はありましたが、現在ではオススメされていません。
なぜなら、犬が舌を噛んで怪我をしてしまう可能性や危害が加えられる恐怖心、そこからくる飼い主への不信感、自己防衛による噛み癖などを与えてしまう可能性が強いからです。
そこから飼い主と犬との主従関係が崩れ、うまく付き合っていくことができない飼い主とペットもいます。
くれぐれもマズルを掴んだ対策は避けてくださいね。
犬がやたらに吠えるのは、ストレスかも。飼い主が出来る対策とは
犬が吠える原因として考えられることに、「犬のストレス」があります。
例えば、家族が増えたことで飼い主からの愛情を感じられない寂しさ、引っ越しをして慣れない環境での不安さ、嫌いな散歩に毎回連れ出される苦痛さ、近所の騒音によるストレスなど。
ちょっとした飼い主や環境の変化で犬の心が左右されてしまうことは少なくありません。
とても賢い動物なだけに、些細なことでも敏感になってしまうのです。
犬が吠える原因を確かめ、その原因がわかれば吠える対策を考えるのは簡単でしょう。
飼い主の愛情不足や環境の変化であればたくさんスキンシップをとり、愛情を示し、ここが犬にとって安全な場所だと教えてあげたり、散布が嫌いな犬なら散歩時間や頻度の調節をしたり、近所の騒音トラブルであれば管理人に相談したりしてください。
そして、その対策を行う。
犬にとって理不尽のないように対策すると効果が期待できます。
愛犬とのスキンシップで心と体を元気にしてあげよう
ただ単純な理由で吠えているなら、飼い主のスキンシップで抑えられることもあります。
犬は背中、耳周り、鼻筋、お腹、首筋、が触られることが大好きです。
犬が好む場所をたくさんマッサージのように撫でてあげましょう。
犬にとってはこれも飼い主よのコミュニケーションの1つです。
それだけで満足したりもするんですよ。
子育てや仕事などで時間がなく、なかなか犬と遊んであげられない時もあるでしょう。
そんな時こそ、テレビを見ながらでも、寝る前にでも、たったの5分でも撫でてあげてください。
それが犬の心と体を元気にする対策でもあります。
犬はまるでそんな人間の子供のように飼い主がなくてはならない存在なのです。愛情と責任を持って吠える対策やしつけを行い、犬との生活を満喫してください。