犬の散歩中に困る行動として、興奮をしてリードを引っ張ってしまうことや、他の犬に会うと必要以上に警戒し、吠えてしまうということがあります。このような状態になると、犬の気持ちをコントロールできないとお悩みの方も多いのではないでしょうか?
そこで、散歩で興奮しやすい犬のしつけの方法や、気持ちのコントロール方法をご紹介します。楽しくお散歩するためには、興奮しがちな犬を落ち着かせることが大切です。飼い主として、しつけの方法や犬への接し方をご紹介していきます。
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散歩中に興奮してリードを引っ張る犬のしつけ方法
本来犬は、散歩や走ることが大好きな動物です。
しかし人間と生活する以上、その散歩を制限されてしまうことは仕方がありません。
しかし、その興奮でリードを引っ張る、吠える、などといった犬の行為はしつけ的にあまり良いことではないです。
散歩中にリードを引っ張ってしまうのは、飼い主と犬の主従関係がうまくいっていない証拠
犬はリードを引っ張れば飼い主は自分の言うことを聞いてくれる、リードを引っ張れば好きなところへ行ける、好きなことができる、つまり飼い主より自分が上と認識しています。
これは散歩中にいつ人様に迷惑をかけてしまうかわからない、という危険性が潜んでいるのです。
それを避けるためには日頃から散歩中のしつけをしっかりとする必要があります。
散歩中のしつけ法
- 飼い主はリードの紐を短くもって犬の歩くスピードや方向をコントロールします。
- 壁や塀沿いを散歩し、犬は壁側にして飼い主は犬を前に行かせないよう壁側に近づいて少し前を歩く
- 犬が上手にできたらご褒美をあげる
散歩中の興奮より飼い主との主従関係が頭によぎり、興奮が少しでも抑えられることが期待できます。
散歩で苦手な犬に会って興奮する時の行動
毎日決まった散歩道や時間に散歩すると、同じ時間帯や散歩道を利用している人や犬に会う確率が高くなります。
犬がその人や犬に警戒心を持てば、会うたびに興奮し威嚇行為として吠えるようになってしまいます。
これをどうにかやめさせたい飼い主も多いでしょう。
人や犬が飼い犬にとって危険なものではないと認識させること
その人や犬の飼い主に協力してもらい、臭いをかませ交流させたり、その人に触ってもらうなどして犬を安心させます。
しかし、これには相手の協力を得ないといけません。
飼い主が味方にいることで犬も安心できます。
犬が散歩で興奮して吠える時に飼い主さんができること
犬が散歩中に興奮して吠える時の対処法を上記で触れましたが、その方法でうまく犬が吠えるのを回避できないこともあります。
その他の手段としていくつかありますので、参考程度に覚えておくと良いでしょう。
飼い主が先回りをして交流する
犬が警戒して吠えるなら、飼い主が先回りをして、飼い犬が苦手な人や犬と交流をしてみましょう。
間接的に安全なものと認識させます。
犬は安全とわかれば警戒して吠えたりはしません。
犬の気をそらす
飼い主が飼い犬に声をかけたり、おやつをあげることで、警戒心は緩みます。
これは犬の警戒心をゆるめるための行為ですので、無駄に名前を連呼したり、おやつの「待て」「良し」をもったいぶったりなど、犬が余計に興奮してしまう行為は避けてくださいね。
興奮しやすい犬には散歩の時間を決めない方法も
散歩好きの犬こそ、待ちわびていた散歩の時間がくると興奮しやすくなります。
子供が待ちわびた念願のオモチャを買ってもらった時の興奮と似ていますね。
どう抑えようと飼い主が頑張ろうとしても、犬が理性は失っていますので興奮はなかなかおさまりません。
散歩の時間設定に問題がある
ならば、お散歩を特定の時間に決めずランダムにする方法があります。
飼い主が散歩に行ける時間には極力散歩に連れ出すことで犬の興奮が分散され、興奮状態にさせることを抑えます。
この方法を試してみると改善されるかもしれません。
主従関係をしっかりと築いていくことは、あらゆる面に役立つので大切なことなのですよ。
日頃から飼い主に注意を向けられるように練習を
人間が様々な感情を抱くように、犬が興奮することは至って普通なのです。
人間はその感情をコントロールできますが、犬は人間のしつけによってコントロールしなければいけません。
犬が興奮状態に陥る時こそ、意識を飼い主に向けられるようにする
犬は賢いので、人間のしつけによって自分の感情をコントロールできる動物です。
久しぶりに飼い主と会えた喜びで興奮している時は思いっきり抱きしめて犬の気持ちを受け止めてあげましょう。