子犬をペットして迎える時には、子犬のうちに教えておきたいしつけがあります。いろいろとあるしつけはどのような順番で教えると良いのでしょうか?
そこで、しつけで子犬のうちに教えておきたいことや、順番についてご紹介します。家に来たばかりの子犬は可愛らしくて、つい何でも許してしまいたくなりますが、初めからきちんとルールを決めて、良いこととダメなことを教えてあげましょう。
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子犬のしつけを始める時期について
早すぎる時期に子犬のしつけをする必要はないとは思います。でも、ある程度早いステージでしつけをしないと、やはり、大人になってから、あなたの言うことを全く聞かない犬に成長してしまいます。
しつけは生後、2ヶ月過ぎた頃が最適
上記以上に早い時期にしつけをしても、まだ脳が発達していないので、無駄だと思います。それに、まだまだ可愛い時期です。しつけというよりは、コミュニケーションを十分に取るべき時期だと思います。
しつけをすることは確かに大切です。でも、時期があります。産まれて、2ヶ月くらいはしつけというより、可愛い赤ちゃんを大切に育てている、そんな感覚を大切にして、ケアをするべきだと思います。
あなたの子犬の赤ちゃんがまだ2ヶ月くらいなら、まだ焦る必要はありません。あなたに十分甘えていい時期だと思います。あまりきつすぎずに、ゆったりとした気持ちで、子犬を育てて下さい。今の段階は、それで十分だと思います。
子犬のしつけは順番が大切。スムーズなしつけのためには家族でルールを統一
時期が来たら、やはりしつけはしなくてはいけません。しつけをする立場になったらわかると思いますが、ただ一方的にしつけをしても、無意味だと思います。しつけはしつけ、犬にとって、わかりやすい形で子犬のしつけをするべきです。
散歩をさせる
しつけというと、トイレを正しい位置でしてもらうこととか、人間の赤ちゃんにでも当てはまることですよね。でも、それ以上に、散歩をして、子犬に家では見たことがないものを慣れてもらう方が、大切なようです。
勿論、トイレトレーニングも大切な要素にはなります。でも、その前に、家の中にある音に慣れてもらう、散歩をする中で、他の犬とのコミュニケーションや、家の外の環境にもなれる、それが大切みたいです。
家族で、同じしつけの言葉を使用する
子犬がわかりやすい、しつけをするようにして下さい。また、人にお説教をするようにしてしつけをするのではなく、ちょっとした時間に留めて下さいね。
子犬のしつけの順番、まずは自分の名前を覚てもらう
子犬のしつけというと、大体の方は、一番難しいトイレトレーニングなんかを想像するんじゃないでしょうか?これから子犬を飼うのでしたら、尚更、家の中でも、一定の場所でトイレをして欲しいと思いますよね?
でも、ひとまず、高度なしつけは後回し。しかも、子犬ですから、自分の名前を覚えてもらうトレーニングから始めて下さい。
名前を呼んで、あなたの方に走ってきたら、それでおやつをあげて、何か子犬が喜ぶことをしてあげて下さい。これが、しつけの初期段階です。
なんだ、そんなことかと思われるかもしれませんが、子犬の段階から、そういった意味でコミュニケーションをしっかりと取るようにして下さい。
段階を上げたら、トイレトレーニングもできるようになると思います。まずは、自分の名前を呼ばれたら、きちんと飼い主に注目が行く、そんなトレーニングを始めて下さい。
トイレのトレーニングは早めの順番で教えておきたいこと
しつけで、最も難しいと言われているのは、トイレのトレーニングだと思います。でも、これも早い段階で、子犬が覚えることができたら、飼い主であるあなたは、大助かりです。
少し大きめのスペースを作る
子犬が少し遊べるくらい、子犬が余裕を持ってトイレトレーニングをできるくらいのスペースを設けて下さい。また、トイレトレーニングに集中させたいので、おもちゃとか余計なものは置かないようにして下さい。
少し隔離する
スペースを作っても、そこでトイレをしてくれないと意味がありません。はじめのうちは、少し隔離する感じで、子犬に「ここでトイレするんだよ」というふうに仕向けるようにさせて下さい。場所を作るだけではまだトイレトレーニングは終わっていないと思います。あまり自由をなくすのも可哀想ですが、わからせる意味で、少し隔離することも考えて下さい。
できたら、その隔離を外せばいいと思います。子犬が覚えるまで、そんな感じでトイレトレーニングを行って下さい。
子犬のしつけで飼い主が覚えておくこと
生後、5ヶ月とかになったら、子犬を飼っている飼い主として、しつけはしなくてはいけません。その際、飼い主として、覚えておいて欲しいのは、長く子犬にしつけをしても全く意味がないということです。
短く怒る
上記でも少し説明しましたが、子犬の脳はまだ発達していません。生後5ヶ月だったら、少しは発達しているとは思いますが、それでも、あなたが言っていることを全部100%一気に理解はできません。
ちょっとしたことを順序よく理解してもらう。そんな余裕をもって、しつけを行って下さい。これは、人間の大人でも同じだとは思いますが、小さいことを何度もするうちに覚えると思います。小さいことでも、何度か言われるうちに、子犬も覚えます。そういった、忍耐も飼い主として、あなたがつけなくてはいけないことです。
そうやって、子犬との深い関係を築いて下さい。そうすると、次の段階のしつけもうまくいくと思いますよ。
子犬のしつけについて、少し具体的な時期も含めて、簡単に説明しました。これからのしつけ、特にトイレトレーニングに関して、上記で参考になる箇所も多いと思います。でも、まずは、名前を覚えてもらうことから始めましょう。トイレトレーニングをする際は、広さに注意して下さいね。あまり怒らずに、ゆっくりとしたペースで子犬と向き合って下さい。