犬のしつけは早いうちに始めるのが良いとされていますが、早いうちとはどれくらいの時期を指すのでしょうか。
新しい家族の一員として子犬を自宅に迎え入れる際には、早期に子犬との主従関係を結ぶ必要があり、その中でも「しつけ」は飼い主としての責任が問われる大切な行為です。
子犬のしつけはいつからするのが良いのだろう…と悩んでいる方のために、ここでは正しいしつけの時期や教え方のポイント、子犬に教えておきたいしつけなどを具体的に解説していきます。
新しい家族とのよりよい関係を築くために、ぜひこの記事を最後までご覧ください。
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子犬のしつけはいつから?飼い始めたその日から始めましょう
まだ子犬なので、しつけをしたり、叱る気持ちになれないほど何をしても可愛らしいでしょう。
まるで人間の赤ちゃんのようですよね。
人間の赤ちゃんは物心つく頃に物事の善し悪しを教えていきますが、犬の場合は違います。
まだ子犬だからとしつけを怠っていると、後々大変な目にあうのは飼い主です。
可愛いからこそ、人間と共存していくためのルールを子犬のうちから教えるべき
それこそが本当の犬への愛情なのです。
犬のしつけは子育てと似ています。
「叱る」「怒る」の違いを理解しておくことが大切です。
家族が協力しあってこそ、犬の覚えも早いのです。
家族で、しつけやルールを話しあってから子犬を向かいいれましょう。
子犬のしつけは順番が肝心!何をいつから教えるのかに気をつけましょう
子犬のしつけの順番
- 名前を覚えさせる
犬の名前を呼び、名前を覚えさせる - 目を合わせる
犬と目を合わせ飼い主が安全だと教える - 体に触る
ゆっくり目線の下から手を差し伸べ首元や耳の後ろ、体を触り、体を触られることに慣れさせる。
人間に触られるのが嫌な犬もいますが、そうするとしつけもスムーズにはいかないでしょう。 - トイレを覚えさせる
人間の同じ空間で快適に暮らす為にはトイレトレーニングは重要です。
失敗も多く大変かもしれませんが1度覚えさせると、忘れることはありません。
根気よくトイレトレーニングをしていきましょう。
子犬を飼育する時のしつけは、「いつから?なにから?」と戸惑うでしょう。
それと同時にしつけが始まります。
その中で信頼関係も徐々にできていきます。
子犬だからと甘やかしすぎると、犬になめられてしまうのでくれぐれも気をつけましょう。
子犬に覚えさせたいしつけ
おすわり、待て、よし
おすわり、待て、よしはご飯やおやつの時に教えます。
ここで教えておくと、どんな時でも待てる犬、食べたい欲を我慢できる犬になります。
一緒に生活していると、これらはご飯以外でも役立つことが多いですよ。
離せ、ちょうだい
犬とオモチャで遊んでいる時によく使えるしつけです。
飼い主と遊びたいけど、自分勝手に遊ばれるとなかなか遊べません。
投げたオモチャを「ちょうだい」、そしてとってきたオモチャを「離せ」と覚えさせながら遊んであげましょう。
甘噛防止
甘噛をする理由はいくつかあります。
歯の生えかけ、甘えたい、寂しい、遊びたいなどです。
そのまま成犬になってまで甘噛をする犬も少なくないのです。
子犬のうちからしつけをしましょう。
歯の生えかけに関しては犬の年齢にあったオモチャを与えて対策してください。
ブラッシング
犬の健康や、抜け毛防止にブラッシングは必要不可欠です。
ブラッシングが嫌がらないよう子犬のうちから慣らしておく必要があります。
「ブラッシング=痛い」と覚えてしまうとブラッシング嫌いな犬になります。
餌の時間帯と量
餌は好きな時間に好きな量をあげられるわけではありません。
決まった時間と量をあげること、そして間食を与える時も決まった時間と量を心がけましょう。
しつけのポイントや注意点は、いつから始めるか以前に重要です
愛情を持って接する
子犬のしつけとして叱ることも多いでしょう。
感情的な叱り方では子犬に恐怖感を与えてしまうだけで、良い関係を築けるわけではありません。
犬はとても賢く人間の心も読める動物なので、愛情があるかないかは飼い主の接し方で見極められます。
子犬の性格を見極める
温厚なのか、やんちゃなのか、覚えが早いか遅いか、犬の性格は個体によって違います。
その犬の性格を見極めて、その犬にあったしつけの順番やペースでしつけをしていきましょう。
家族で協力する
家族の誰か1人だけがしつけをすると、その人の言うことしかきかなくなります。
一緒に生活する上でそれでは困りますよね。
家族みんなで協力しあってしつけをしましょう。
子犬のしつけはいつから始めるか、なにから始めるかも大切ですが、このしつけの注意点やポイントも重要になります。
子犬を迎え入れるために必要なもの
子犬を迎え入れる事が決まったら、迎え入れる前に必要なものを準備しておきましょう。
- 年齢にあったドッグフード
- 年齢にあったオモチャ
- 首輪
- エサ箱、水入れ
- トイレ
- ゲージ
リードはもう少し大きくなって散歩できるようになってからでも遅くはありません。
また、ドックフードとオモチャは年齢や犬の個体の大きさによって異なりますので、それぞれにあった物を選んでください。
ゲージはなくても構いませんが、最初はしつけのためにもあればあるに越したことがないでしょう。
「ハウス」を覚えたり、トイレを覚えさせるため、そしてまだやんちゃ盛りなので飼い主がいない間の放し飼いはイタズラの餌食になりますので、その防止としても便利ですよ。