年願だった犬を飼うことになったときは、ワクワクと同時にしつけの不安があるでしょう。
いくら可愛くてもしっかりとしつけをしなくては飼い主も愛犬も後々困ったことになってしまいます。
犬のしつけには色々なことがありますが、どんなしつけを先に行ったらいいのか悩んでしまうことでしょう。
ここでは犬のしつけの順番について紹介したいと思います。
犬のしつけで大事なトイレトレーニングやアイコンタクトなど詳しくご覧ください。
またしつけの時にやってはいけないこともありますので一緒に確認していきましょう。
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犬のしつけに順番をつけるとしたら
犬を飼い始めたらまずはトイレをしつけましょう。
次はボディコントロールとアイコンタクトです。
犬をしつけたり世話をしていく上で犬の体中どこを触っても怒らないようにしつけることは大切です。また、常に飼い主が犬を制御できるように名前を呼んだら飼い主の目を見るようにしつけます。
その次にハウスをしつけます。
犬が犬の部屋に入るのは一日に何回もある事柄で、体調が悪かったり予防注射で獣医さんへ連れて行くのは必ずある事柄です。その時に犬が入りたがらずに逃げ回ったり抵抗すると大変な労力となり、飼い主にとっても犬にとってもストレスとなります。ハウスで入るようにしつけると、お互いにストレス無く快適に生活することができます。
その後に座れ、伏せ、待ての順に教えるとよいでしょう。
座れは立っている状態から腰を下ろすだけなので比較的容易にしつけられます。伏せは座れの姿勢から更にお腹が地面に着くように体勢を下げる動作なので、座れを習得した後にしつけるとスムーズに覚えます。
そして、待ては犬にとってはかなりハードルが高いしつけです。「飼い主のそばへ行きたい、興味のあるものを見たい、おやつを食べたい」などつよい欲求を抑える必要があるので、大変難しい事柄です。立っていたり座れの姿勢からはすぐに前に一歩踏み出すことができます。しかし、伏せの姿勢からは立ち上がってから出なければ前に一歩踏み出すことができません。そのため、まずは伏せの状態で待てを教えると、犬も待てをしやすいのです。
犬のしつけでトイレと同じくらいの順番で教えたいこと
犬が家にやってきたらまずはトイレのしつけですが、自分の名前を覚えさせることも大切です。
購入する子犬を決めた時点から名前を考えて、家に迎え入れた時には名前で呼んであげられるようにしておくとよいでしょう。
しつけつ時の言葉についても同様で、家族全員で同じ言葉を使うようにしましょう。
その次くらいの犬のしつけの順番について
トイレをしつけ名前を覚えたら、ボディコントロールです。
身体の健康状態を見たり体調が悪くなって獣医さんに診てもらう時などに、触られるのを嫌がったり怒るようでは診察をすることができません。犬の健康を保つために非常に重要な事です。
犬は耳や口、尾、足や腹を触られるのを嫌います。子犬の頃から触っておくと大人になって触られても怒らないようになります。子犬の頭や背中を撫でてその延長でお腹や耳も撫でます。嫌がる場合には一旦触るのをやめて、またさりげなく触ります。これを繰り返して段々と触られることに慣らしていきましょう。とにかくニコニコと子犬を褒めながら撫で回すとよいでしょう。
アイコンタクトは全ての指示の基本です。指示を出す前に名前を呼んで飼い主の方を見させるために必要なので、名前を呼んでこちらをみたら必ず笑顔で褒めてあげるようにしましょう。
犬が暮らしに慣れてきたらこんなしつけを
子犬が人間との家の中での生活に慣れてきたら、座れや伏せ、待てを教えていきます。
これらのしつけにはおやつを利用します。
- 座れの場合はまずはおやつを見せて鼻先から頭上に掲げて腰を地面に付けさせます。
- 座れの姿勢になったらおやつをあげます。
- これを繰り返してスムーズに腰を下ろすようになったら、腰を下ろした瞬間に「座れ」と一言低めの声で発生します。
- 繰り返しておやつで誘導しないでも座れるようにします。
犬のしつけで絶対にやってはいけないこと
しつけを行う時は怒らないことが大切です。
名前を呼ばれて飼い主のほうを見て飼い主が怒っていたら犬に「名前を呼ばれたら怒られる」という経験をさせてしまいます。それが増えていくと名前を呼ばれたら逃げたりそっぽを向くようになってしまいます。
しつけは繰り返される経験によって決まった事柄を覚えさせるものです。
犬は「こうしたら褒められた」という経験をたくさんすると、褒められるためにそれを行うようになります。