子どもから突然「犬が飼いたい」と頼まれて悩んでいませんか。
ペットショップやテレビで眺めるだけなら可愛い犬も、実際に飼うとなると犬のお世話やかかる費用のことばかりに思いが巡り、なかなか子どもたちの意見に首を縦に振ることはできませんよね。
今回は犬を飼いたがっているお子さんをお持ちのお母さんのために、白い小型犬に的を絞って、初心者でも飼いやすい可愛い犬種をいくつか紹介していきます。
犬を飼うことは大変なことでもありますが、子どもたちにも良い影響を与えてくれたり、家族の絆が深まったりとメリットも多いので、この記事を読んで今一度検討してみてはいかがでしょうか。
これまでペットを飼った経験のない方でも、飼いやすい犬種の小型犬であれば、意外と抵抗なく家に迎え入れることが出来るかもしれませんよ。
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初心者でも飼いやすい小型犬の条件とメリット
一般的な小型犬の定義は、成犬になった時の体重が10㎏未満で見た目にも小さな犬という風に定義されています。
その中でも成犬になっても体重が4㎏以下の犬種は超小型犬と分類されています。
ですが、小型犬として売られている犬でも実際に成長してみたら10㎏を超えたという話も珍しくはありませんので、その犬の先祖の状態などによって小型犬という括りでも大きくなる個体もいる事もあります。
人間でも大きな人と小さな人がいるのと同じ感覚です。
小型犬の特徴としては、体が小さい分、自分よりも大きい物が多いので臆病な犬種が多く、無駄吠えが多かったりします。
実際に他人やよその犬に噛みつくと言った事は少ないですが、とにかく怖いと感じたら吠えまくりますので、小さなころからの躾は重要です。
小さく愛らしいその姿で人々を魅了する小型犬は広いスペースの無い家でも飼えますので日本の住環境にとても適しています。
大型犬に比べるとシャンプーやトリミングの費用も少なく済みますし、散歩の量や回数もとても少ないので一日に1時間程度の時間を取れれば大丈夫です。
飼いやすくて可愛い小型犬として人気があるトイプードルには白い毛の子もいます
毛が伸び続けますのでトリミングが必須の犬種ですが、カットの仕方によってはクマのぬいぐるみのような愛らしい姿になって、ペットとして各家庭で愛されている犬種です。
色はレッドやアプリコットと言った赤系の色が特に人気ですので、そちらを想像しがちですが毛色はたくさんあって、もちろん白いトイプードルもいます。
トイプードルは非常に頭の良い犬でペットとして愛される他にサーカスの一員としても活躍しています。
初めて犬を飼う人でも躾がしやすいので飼育しやすく、人懐っこく社交性も高いので飼い主が留守から帰って来ると飛び跳ねて喜んでくれます。
また、毎日のブラッシングは必要ですが毛も抜けにくく家の中が毛だらけになる事も少ないですし、ニオイもあまりしません。
抜け毛は少ないのですが、その分どこまででも毛が伸び続けますので定期的なトリミングと毎日のブラッシングをしっかりとしないと毛玉だらけになってしまいますが、ふわふわな見た目を維持するための秘訣ですので頑張りましょう。
白い小型犬の中には子どもが大好きなふわふわした手触りの犬も沢山
【マルチーズ】
白い犬と聞いて一番に思いつくのはこの犬種かもしれません
人懐っこく、抱っこされるのがとても好きな犬ですが寂しがり屋の一面もあります。
飼い主が留守しがちですと寂しがってしまいますのでいつも誰かが家にいるような状況のご家庭が飼育に向いています。
また、体温調節が苦手ですので暑さにも寒さにも弱い犬種ですので、家の中が常に20度から25度くらいの間を保つことの出来る環境に置いてあげる事が大切です。
散歩はそれほど必要ありませんが、できれば一日二回15分ずつ外に連れて行ってあげると健康の面でも良いとされています。
長い毛は抜けにくいのですが、とても絡みやすい毛質ですので毎日のブラッシングが必要です。
【ポメラニアン】
ふわふわで丸い見た目の綿あめのような犬はポメラニアンというジャーマンスピッツが祖先の小型犬です。
ジャーマンスピッツの血が入っていますので勇敢で警戒心が強く、番犬としても活躍します。
性格は友好的で自立心が強いので、留守番が得意ですので不在にしがちな家でもしっかりとお留守番をしてくれます。
感情表現もしっかりとしてくれて、運動量もそれほど多くなくて良いので家の中で走り回るスペースがあれば十分ですが、時々は散歩をさせてストレスを発散させてあげるようにしましょう。
見た目がキュートな白い犬なら、この2犬種は外せません
【ミニチュアダックスフンド】
長い胴に短い足の可愛らしいこの犬種ですが、名前を聞いて思い浮かべる色は黒や茶ではないでしょうか。
正確には真っ白いミニチュアダックスフンドはいませんが、イエロー系の毛色でしたら白に近い色もいます。
賢く明るい性格のミニチュアダックスフンドは好奇心も旺盛ですが、毛質によって祖先の犬種が違いますので性格が少しずつ違うと言われています。
飼い主には従順で狩猟犬として改良された犬種ですので筋肉質ですので散歩は十分にさせてあげるようにしましょう。
【チワワ】
小さな体に大きな瞳が特徴的なこの犬種は日本でも一時期とても人気がありました。
体が小さいので一日に必要な運動量は成犬でも2㎞程ですので、家の中で遊んでいるだけで必要な運動を満たす事ができます。
また、強気な所はありますが、明るい性格で教えたことはすぐに吸収してくれますので躾もしやすく、軽いので女性や年配の方でも楽に持ち上げられますので初心者でもとても飼いやすい犬種です。
ロングコートのチワワは別ですが、毛の短い犬種はトリミングは必要無く、ブラッシングも柔らかいブラシで撫でる程度で良いので、お手入れもとてもしやすい犬種です。
白い小型犬を家族に迎える前にしておきたいこと
小型犬は体も小さく、賢い犬種も多いので深く考えずに家族として迎え入れたいという気持ちは分かりますが、大型犬でも小型犬でも犬を家族として迎えるためにはそれなりの覚悟は必要です。
一番最初にもお伝えしましたが、犬を飼うという事は犬の一生を背負うという事です。
小型犬の寿命は一般的には10年以上、長生きをした個体では20年以上生きる者もいます。
ですから、自分の未来も想像しながら迎える準備をしなくてはなりません。
それから犬を飼うと必要以上の出費が必要になる事があります。
餌代などの他にワクチン代や思わぬ病気で病院にかかると一回に数万円かかる場合もありますので、経済的な余裕がなくては飼う事は出来ません。
飼い始めた後も、言葉の通じない犬に躾をするという事は思っている以上に根気が必要な事です。
時にはイライラする事も多くなりますので人間も忍耐力と我慢強さが必要です。
様々な事を考慮して万全の態勢で新しい家族を迎えるようにしましょう。