白い犬と聞いたら、もこもこでふわふわな触り心地のよい毛並みを連想する方も多いと思います。
特に大型犬ですと、そのふわふわ具合は、クッション以上の触り心地の良さを体験できることでしょう。
ここでは、そんな触り心地の良さそうな、白い大型犬の種類についてご紹介しますので、存分にもふもふ出来る犬を探している人は、是非参考にしてみてください。
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白い大型犬を存分にもふもふしたい時におすすめな犬種
もふもふとした白い大型犬と言うとたくさんの種類がいます。
愛嬌のある顔でその表情も愛されている犬種というと【サモエド】という犬種の犬です。
サモエドはロシアが原産の犬で、ピンと立った耳とほわほわの長いしっぽが特徴の犬です。
日本のスピッツという犬を大きくしたような、もふもふの大きな体を持つこの犬はもともとはシベリアにいる遊牧民が飼っているトナカイを狼から守っていました。
寒さにも強い犬種で、南極のような極寒の地でも元気に活躍できるので寒い場所で人間のパートナーとして活躍する事の出来る犬種です。
寒い所でも対応できる秘密はふわふわのダブルコートの毛にもあり、抜け毛も多いので日々のブラッシングを欠かすとふわふわになりませんので毎日ブラッシングをします。
上向きの口角は角度によってはにっこりとほほ笑んでいるように見え、サモエドスマイルと呼ばれ人々に愛されています。
誰に対しても優しいので、番犬としてはちょっと不向きですが、人間に対して信頼を持ってくれるので、良いパートナーとして接する事ができる犬種です。
大型で頼りになる、白い犬の種類とは
【グレートピレニーズ】
ヨーロッパの山岳地帯で祖先に中央アジアやシベリアにいたチベタン・マスティフを持ち、牧羊犬や番犬として活躍してきた白い大型犬にグレートピレニーズという犬種がいます。
この犬はフランス宮廷でも愛されてきた忠誠心の強い犬です。
グレートピレニーズは成犬になると体高がオスですと80㎝、メスでも75㎝ほどになり、垂れた耳にダブルコートのふわふわの毛に覆われます。
ふわふわの毛は下毛がかなり抜けやすく、ちょっと放っておくだけですぐに絡まってしまいますので、毎日ブラッシングをして抜け毛の処理をしてあげる事は欠かすことができません。
性格は、元々が番犬として飼われる事の多い犬でしたので飼い主には従順ですが知らない人に対しては牙をむく場面もあります。
また、頭の良い犬種ですので自分で考えて行動する事ができますので人に従うばかりではなく、頑固さを感じる場面も多くありますので小さなうちから躾や訓練をしておくことが成犬になった時にお互いに幸せに暮らす事ができるでしょう。
広い所でのびのびと運動をさせてあげましょう。
また、グレートピレニーズにとっては日本の夏は暑すぎて夏バテを起こす事もありますので、夏場の散歩は30分程、秋や冬など寒くなる季節にはその分たくさん運動や散歩をさせてあげるようにしましょう。
白い大型犬には、こんな種類も
【ホワイトスイスシェパード】
比較的新しく作られた犬種のこの犬はシェパードという名がつく通り、祖先に警察犬としても大活躍しているジャーマンシェパードを持つ犬です。
シェパードというと茶色と黒のイメージで、昔は白い色のシェパードは不良品というような位置づけで淘汰されていたのですが、そんな白い犬だけを集めてスイスで改良されたのがこのホワイトスイスシェパードです。
成犬になるとオスの体高は65㎝前後、メスは60㎝にもなり、体重も40キロほどになります。
耳はピンと立っていて、ふさふさのしっぽでまるで真っ白いオオカミのような美しいいで立ちです。
しっかりと主従関係を結び、躾をすれば警察犬にもなれる犬です。
子犬のうちから頭を使った遊びや訓練をすると、大きくなるにつれ信頼関係ができ、素晴らしいパートナーとなるでしょう。
とびきりふわふわな白い大型犬とは
【クーバース】
日本ではあまりなじみのない名前のこの犬はハンガリー原産で牧羊犬として活躍していた顔立ちがとても優しい大型犬です。
体高はオスで75㎝、メスで70㎝前後になり、体重はオスが60キロ、メスが50キロ前後と、数字でもわかるように人間の大人と同じくらいの大きさになります。
もふもふの体は寒さには強いのですが暑さには弱いので夏には日陰の涼しい場所で水を多めに与えながらしのぎます。
温かい地方では一年中毛が抜けますのでブラッシングをこまめにしてあげましょう。
家畜を守ったり、嗅覚も優れているので狩猟に行ってオオカミやイノシシを相手にする狩猟犬としても愛されてきた、勇敢であり優しい気質を持った子供たちにも大人気の犬です。
飼い主や家族に対しては信頼関係ができれば忠誠心が高く、とても尽くしてくれるので一言で言うと「献身的」ですが、警戒心もありますので番犬としても活躍します。
初心者には飼育は難しいかもしれませんが、しっかりとした訓練をしてパートナーになるととても頼りになる存在です。
日本にもいる、白い大型犬についてご紹介
【紀州犬】
読んで字のごとく、日本の紀州が原産の顔立ちがきりっとした日本の大きな白い犬と言えば紀州犬が挙げられます。
和歌山や三重県、奈良県の山岳地帯で自然に存在していた犬を人間が飼い、イノシシや鹿などを狩る狩猟犬として人間と生活を共にするようになりました。
体高はオスメスあまり大差がなく、大体50センチ前後でオスの方が若干大きくなります。
体重はどちらも30キロ程でこれまでご紹介した犬種よりは若干小さめかもしれません。
どちらかと言うと他の犬や飼い主以外には懐かず、飼い主のためならどんなことでもするという忠誠心の塊のような犬種です。
運動はたくさん必要ですので、一時間の散歩を朝、昼、晩の三回してあげる事が望ましいとされています。
毛は短くブラッシングは楽ですが毛の生え代わる時期にはかなり抜けますので、その時期だけはこまめにブラッシングをしてあげましょう。