スーパーで売られているうずらを孵化させることができると、一度は聞いたことがあると思いますが、市販の孵化器を購入することなく手作りすることもできます。
そこで今回は、孵化器を手作りする場合に必要な材料や作り方、ポイントについてご紹介します。
うずらが孵化するためには条件があります。
その条件を満たすよう、孵化器を改良していきましょう。
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うずらの孵化器を手作りするために必要な材料
うずらの卵をふ化させるためにはいくつか条件があり、その条件を満たすためにはまず常に暖かくする必要があります。
温度は37.5度が適温ですからその温度を保てるように工夫する必要があります。
温度を常に同じくらいに保つ必要があり、箱の中の温度を一定にする為、段ボール箱よりも発泡スチロールの方が温度を保つことができるのでお勧めです。
また、発泡スチロールの下にクッション(コンセント付の温める事のできるもの)を敷き温めて使用します。
卵を浮かさせるためには、発泡スチロールの箱(あまり大きすぎると箱が当たたりにくいので丁度良いサイズに切ってボンドでくっつけるなどして大きさを調節するようにしてください。)、全体を温めるクッション、クッションの上に置く綿、USB充電コンセント、温度計、乾燥を防ぐ為に水を入れた容器。が必要です。
うずらの孵化器を手作りする場合の作り方の手順
うずらの卵を孵化させるには、発泡スチロールの箱が必要です。
大きさは大きくなりすぎない方が良いので幅30~40センチ程度、高さ15~20センチ程度で、奥行きは30センチ程度あれば十分です。多少大きくなっても問題はありませんが、あまりにも大きすぎると温度調節が難しくなるので、大きく作りすぎないようにしてください。
また、発泡スチロールを切って箱を作る時は、発泡スチロール用の接着剤を使用するようにしてください。発泡用でないと溶けてしまう事があります。まずは、少しだけ使ってお手持ちの接着剤が使用可能か試してから使用してみても良いですよ。
発泡の下にクッションを敷き、上から綿などを更に敷きます。この時、クッションから出ている線を出せるように少し蓋部分を削っておくと線を出してもしっかりと蓋を閉める事ができるので、削る前に場所をきちんと決めたら削っておくようにしてください。
また、しっかり蓋を閉めてしまうと、中の状態が見えません。中が確認できるように蓋の中央にのぞき穴を付けると状態を把握しやすいです。透明のアクリル板を用意しておいて蓋に穴を空けたら裏からアクリル板を貼り付けてのぞけるようにしておいてください。
温度計ものぞき穴から見える場所に設置しましょう。温度が高くなりすぎるとうずらの卵は孵化できませんので、温度は常に確認しておくようにしてください。
温度を調整するためには水分も必要になります。
容器に水を入れて置いておくだけで良いですが、孵化が近づいてくる頃には置く場所に注意しなければなりません。
うずらの孵化器を手作りする時のポイントと注意点
卵は一日に2回から4回ほど反対にひっくり返すことが必要になります。
ひっくり返す回数は様々で、多くひっくり返したからと言って雛が孵らないという事はないようなので気が付いたときにひっくり返すようにしてください。
また、温度の他に湿度も必要になってきます。湿度は40%~70%と幅広く、育てる人によって適切な湿度は変わるようです。
何度か繰り返して良い湿度を見つけられると良いですね。
うずらの卵は大体17日程度で孵化しますが、長くなると20日を超えてから孵化する場合もありますので、17日を超えても継続して温め続ける事をお勧めします。
手作りと市販の孵化器、それぞれのメリットとデメリット
孵化器には市販の物もあります。
しかし、値段が高価で本当に孵化するか確認するために購入するには値段が張ります。
ですが孵化器では、一日数回しなければならない卵の反転や常に一定にしておかなければならない温度、湿度管理も完璧にこなしてくれます。
しかし、自分で何もしなくてもしっかり生まれてきてしまう為、お子さんにとっては達成感があまり得られなくなってしまう、生まれてくるまでの大変さも感じる事ができなくなってしまいます。
途中で投げ出す事にならないように、しっかり準備する事と、孵化した後にきちんと育てていけるのかなどもしっかりと話し合いましょう。
孵化する割合と孵化の確率をあげるために必要なこと
スーパーで売っているうずらの卵は、有精卵よりも無精卵の方が多く、まれに有精卵が混じっている程度です。
確率にして25分の1ほどです。うずらの卵は10個入りですから、3パック買えば1匹卵から孵るかもしれないというくらいです。
それでも、確実に全部の有精卵が孵化するわけではありませんので注意してください。