インコを飼っている人の中には。旅行に行く計画を立てている人もいるのではないでしょうか。インコに留守番をさせることはできるのか・旅行中の飼い方について知りたい人もいるでしょう。
ここでは、旅行中のインコの飼い方についてお伝えします。インコに留守番をさせることと旅行中の対処法についてご紹介しますので、是非参考にしてみてください。
インコに留守番をさせるときは、飼い主さんが留守にする間のことをきちんと考えてあげることが大切です。
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インコの飼い方・留守番をさせて旅行が可能な日数
インコは一人でお留守番は可能か。
色々と条件はありますが、元気なインコであれば、「1泊2日~2泊3日」程度はお留守番が可能です。
一人でお留守番できる条件として、
- 成鳥であること
- 体調に問題がなく元気なこと
- 寒暖の激しい季節でないこと
が挙げられます。幼鳥の時はまだ体調も安定していないので、不在にしている時に何かトラブルが起こりかねません。もし家を空けるなら成鳥であるという状況が望ましいです。また持病があったり、高齢のインコを飼っている場合も、一人にするのは避けた方が良いです。
季節については、インコは温度管理が必要なペットなので、夏・冬は避けたほうが良いでしょう。もしエアコンやヒーターをつけっぱなしにしておくとしても、予想外に暑くなったり寒くなったりして、故障でもしたら大変です。
旅行中のインコ飼い方・水と餌について
旅行中にインコを一人でお留守番させるときは、水とエサの管理に注意しましょう。
- エサ
出発直前に、いつもより多めに入れておきます。またエサを置く場所は一箇所でなく、二箇所に分けておくと安心です。とくに殻付きのエサの場合はいっぱいに入れておくと表面が殻でいっぱいになって取り辛くなったりするので、2箇所、広めのエサ箱に入れておくと良いです。ひっくり返したりする可能性のない入れ物にしましょう。もしひっくり返してしまって食べられなくなることがないように、ケージの底網は外しておくという方法もあります。 - 水
エサと同様です。水の場合はゴミや汚れが溜まってしまうことがあるので、飲み口だけケージ内に入れられるような汚れが入らない構造になっている給水器がおすすめです。もし汚れた水を飲んでしまったら病気の原因になりかねません。水もいつもの量と同じにすると、いつの間にか飲みきってしまっていることがあるので、多めに入れておくか二箇所設置すると良いです。
インコに留守番をさせて旅行をするときは温度管理や明るさにも注意を
インコは暑さ、寒さに弱いため旅行で家を空けるときは、温度管理は必ずしておきましょう。
エアコン、ヒーターなど、普段の温度管理と同様にしておきましょう。
風が強すぎると良くないので、エアコンの風が当たりすぎないようケージの場所も移動させておきます。日光が差し込む窓のある部屋の方がインコにとって良いですが、窓際に置きすぎると暑くなったり寒くなりすぎることがあるので、適度な場所に置きましょう。
保温のために毛布などをかぶせておくという方法もありますが、日中もずっと光が入らず真っ暗なままだと、インコが不安になってしまったりパニックを起こしてしまうこともあります。息苦しくなるということもあるので、半分はあけておくなど工夫は必要です。日が差し込んだり沈んだり、一日のリズムがわかるいつもと同じ状態にしておくことが大切です。
インコに留守番をさせて長期間旅行に行くときの飼い方
インコを一人でお留守番させるのが不安な時、2泊以上旅行したい時は、お世話をしてくれる人に頼んで預けるようにしましょう。
- 実家や友人に預ける
気心知れた実家や友人には頼みやすいと思います。できればインコを飼ったことのある方に預けるのが望ましいですが、飼ったことがあっても飼ったことのない場合でも、性格や健康状態、普段のお世話の仕方を記載した「お世話ノート」も一緒に渡すようにしましょう。できれば普段のエサを一食分ずつ小分けにして渡しておいて、何時にあげてね、とお願いするとお互い安心です。 - ペットホテルや動物病院に預ける
費用はかかりますが、ちゃんとお世話してくれるところなら最も安心です。不安な点としては、知らない人・慣れない場所でインコが不安になったりストレスにならないかというところ。犬や猫の声が聞こえてしまう可能性もあります。インコの性格も考慮して決めましょう。また予約が埋まるのも早いので早めに予約しておきましょう。 - ペットシッター
自宅にお世話に来てくれるペットシッターなら、インコも普段生活する場所は同じなので安心です。旅行が2日以上になるようならケージの掃除を頼んでおくこともできます。
旅行でインコにストレスを溜めないようにケアすることも大切
旅行中、普段の飼い主の姿が見えなくて、インコが不安になることもあるかもしれません。そのために普段と変わらないという印象を与えておきましょう。
- 遊び慣れたおもちゃを一緒に入れておく
放鳥しない分、おもちゃは入れておきましょう。また新しいおもちゃより、いつも遊んでるおもちゃ、小さい頃から慣れ親しんだおもちゃが良いです。 - テレビやラジオをつけておく
一日中音がせずしーんとしていると、インコが普段と違うと察してしまうことがあるので、テレビかラジオなど音量を小さめにしてつけておくという方法もあります。普段ずっと家にいることが多い、あまり家をあけることのない方の場合なら尚更、少し生活音は聞こえていた方が安心するでしょう。 - 帰ってきたらたくさん可愛がる
インコは感情豊かな生き物です。飼い主の姿が数日見えなくて、全然大丈夫なインコもいれば、不安になったり怒ったりするインコもいます。帰宅後はたくさん可愛がって愛情を注いであげてくださいね。また普段と状態が違わないか、注意深く観察するようにしてください。