文鳥は可愛くて人気の鳥のひとつですが、雛から飼おうとしたら、飼い方や餌のあげ方はどのようなものなのでしょうか。
鳥を小さいうちから飼うのはなかなか難しそうですが、ここでは、文鳥を雛から育てる時の飼い方や、餌のあげ方のコツなどについてご紹介します。
ちょうど文鳥を飼おうと思っている人は是非参考にしてみてください。
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文鳥を雛から育てる飼い方、餌はこんなものをあげよう
また、せっかく文鳥を飼うのなら小さい雛から育ててみたいと考えているかもしれません。
まず鳥の雛は、親鳥から口移しで餌をもらいます。
よくテレビなどで見たことはありませんか?
その行為自体は挿し餌というのですが、専用の道具がたくさん売られています。
スポイトのようなものや、注射器のようなものもあります。
雛を飼うときにはこの挿し餌の道具が必要なので用意しておきましょう。
産まれてすぐの文鳥にどんな餌をあげるのがいいのか迷った時は、文鳥専用のパウダーフードを使いましょう。
それをそのままあげるのではなく、ぬるま湯でふやかしてから与えます。
パウダーフードとぬるま湯の割合は種類によって違うので、購入したらしっかりと説明書の確認をしてください。
生後3週間程度経っている文鳥の餌は、あわ玉をあげましょう。
これはお湯でふやかしてつくります。
ぬるま湯ではなくお湯でふやかすので、あげる時は冷ましてからあげるようにしてください。
しかし、冷たすぎるとあまり食べてくれないので、40度くらいを目安にしましょう。
文鳥を雛から育てる飼い方、餌をあげるときのポイント
文鳥に挿し餌をあげるときのポイント
産まれてから日数が経つにつれて、餌をあげる回数は少なくなります。
最大7回程度あった餌の時間も2回程度になるなど少なくなっていきます。
餌はどれくらいの回数あげたらいいのか悩むこともあると思いますが、文鳥の雛はお腹が空くと鳴いて知らせてくれます。
生後1ヶ月を少しすぎるまでは頻繁に餌を上げることが必要になるので、雛を飼い始める時は家に誰もいない時間を作らないようにするなど工夫が必要です。
挿し餌を道具を使って餌を与える時は、そのう部分をやさしく触って餌が残っていないか確認しましょう。
それが確認できたら餌をあげます。
スポイトに餌をいれそれを文鳥の雛の口に近づけると口をあけてくれます。
そうしたら、奥に先端をいれて餌をあげてください。
このとき、奥に入れすぎないように十分気をつけましょう。
数回あげたら、再びそのうを確認して膨らんでいれば満腹のサインです。
文鳥がある程度大きくなって来たら、飼い方と餌はどう変わる
文鳥が産まれてから2ヶ月または3ヶ月ほどたって大きくなったら、挿し餌の回数を減らしていきましょう。
いきなり食べることが出来るようになるわけではないので、少しずつ練習していきましょう。
その食事の練習をするために用意しておいたほうがいいのが、むき餌とそれを入れる容器です。
それとともに、水も一緒に置いてあげるのがいいです。
置いておくことで、自分で食べようとしたり、水を飲もうとするので大切です。
成鳥用の餌を食べれるようになるために、むき餌が上手に食べることが出来るようになったら殻がついている少し食べにくいものも少しずついれて慣らしていきましょう。
焦らずに文鳥のペースに合わせて少しずつ挿し餌の回数を増やしたり、混ぜる餌も増やしていくようにしましょう。
挿し餌で食べる餌はあわ玉やグリーンフードなどですので、これまでと変わりはありません。
文鳥にあげても良い餌、ダメな餌
文鳥の餌ですが、他の動物と同じ様にあげ方にも注意が必要ですし、あげてはいけない餌もあるのでご紹介します。
文鳥に餌としてあげてもいいは人参、小松菜やチンゲン菜など
これらは、栄養もよく文鳥も好んで食べるそうです。
私達人間でも、野菜を使って料理を作る時は水洗いしてから調理に取り掛かる人が多いと思います。
文鳥も同じように水洗いをしてからあげてください。
また、決して野菜に味付けなどはしないでくださいね。
ほうれん草、ねぎなどはアクも強いので避けてください。
キャベツも文鳥にはよくないのでやめましょう。
文鳥に餌をあげるとき、野菜は副食としてあげます。
主食は玄米などの穀物が混ぜられている混合シードをあげましょう。
文鳥が好んでチンゲン菜や小松菜などの野菜を食べるなら副食としてあげるのがいいですが、もし嫌いならば必ず上げる必要もありません。
混合シードなど文鳥の餌は栄養がきちんと入っていますし、もしビタミン類などが心配であれば、主食にペレットというものをあげるといいでしょう。
どれもたくさんあげればいいとういうわけではないので、あげ過ぎたりしないように気をつけましょう。
文鳥が気持ちよく餌を食べられるような環境づくりをしよう
バランスの取れた餌を食べることも大切ですが、文鳥が過ごす空間であるケージを清潔に保つことや快適にしてあげることは大切です。
- 餌を入れる餌入れは、当然すぐに汚れてしまうので餌をあげる時にケースを洗いましょう。
洗剤は使わずに、お湯で洗うとそれだけできれいに落ちるのでOKです。
毎回洗っていれば汚れがこびりついて落ちないということもありませんし、洗剤は文鳥にとってもよくないので使わないでください。
餌を入れる時は、念入りに水分を拭き取ってください。 - 餌入れと同様に水入れも一緒に洗いましょう。
洗剤を使わない点や、交換の都度洗うとうことも同じです。
餌入れよりも洗いにくいので、角や隅は箸などの長くて細いものに脱脂綿をまいて擦ると汚れやぬめりがよくとれます。 - 餌入れと水入れは日光消毒をしておくとさらに清潔にしておくことができるのでおすすめです。
ペースとしては1ヶ月に1回程度で大丈夫です。 - また、ケージ本体の掃除も忘れないようにします。
ケージの床部分に新聞紙をしき、毎朝、もしくは毎晩交換しましょう。
文鳥のフンなどでケージが汚れてくるので、毎月1回丸洗いすることも大切です。
専用のブラシで擦ったり磨いたりします。
洗い終わったら、必ず熱湯をかけて餌入れ、水入れと同じ様に日光消毒をして完成です。