インコを雛から迎え入れ、餌食べない状態が続くと、インコの体調が悪いのではと心配になるのではないでしょうか。
インコの雛が餌食べない原因はいくつかあります。
その原因やそれぞれの対処法についてご紹介しますので、当てはまる点はないかを確認してみましょう。
また、雛に餌を与える際の注意点やポイントについてもご紹介しますので、是非参考にしてください。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
-
-
文鳥の雛の食事「挿し餌」について、気になる方法や回数をご紹介
鳥は雛のうちから育てると、人によくなつき可愛いですよね。しかし雛のうちは食事が大変なのをご存知でしょ...
-
-
オカメインコが餌を食べないときは?食べてくれるようにする方法
オカメインコの雛をお迎えして餌を食べないときにはどうしたらいいのでしょうか? どのくらい、餌を...
-
-
セキセイインコの雛の育て方。初めて雛を飼育するためのポイント
セキセイインコを雛から育ててみたいという方は多いと思います。雛のうちから飼育して、手乗りでコミュニケ...
-
-
セキセイインコのおもちゃを手作りする参考になるものを知りたい
セキセイインコは、遊び好きですので、一日に遊ぶ時間を設けて、触れ合うのは、とても良いことです。 し...
スポンサーリンク
元気なのにどうして?インコの雛が餌食べないのは環境の変化に戸惑っているからかも
インコは環境の変化に敏感な動物
特に、インコは雛の状態から飼育することで、飼い主を親と思うのかとても懐くと言われています。そのため、インコを雛から大切に育てている人もいるでしょう。
インコの雛は、人間で言うと生まれて間もない赤ちゃんと同じなので、より気を配った飼育が必要です。
そんな中、インコの生命を維持する上で大切である「餌」を食べてくれない時、心配でどうしたら良いのか不安という飼い主さんもいるでしょう。
インコの雛は、赤ちゃんと同じで餌をまだ1人で食べることが出来ません。
そのため、飼育する場合は、人の手に餌を置いて雛に近づけて与える「挿し餌」という方法が一般的です。
インコの雛を初めて飼育する人は、挿し餌も初めてでどのようなやり方が良いのか手探り状態の人も多いと思います。
前者の場合は、病院で診てもらう必要がありますが、後者の場合は、やり方を変えることで解決することもあります。
人も、急に周りの環境がガラリと変わったら戸惑ったり、ストレスを受けることがありますよね。
動物も同じで、特にデリケートなインコは、環境が変わることでストレスを受けやすいと言われています。
そのため、ペットショップから飼育場所の自宅へ連れて来た時、以前の環境とまるっきり違うため、インコが警戒して餌を食べなくなることがあります。
この場合は、環境の変化にインコが慣れるまで、しばらく見守る方法が有効です。
インコの雛が餌食べないのは餌に問題がある可能性も
インコの雛が餌食べないのは、餌がペットショップにいた時と違うことが原因かも
インコの雛が餌を食べてくれないと心配になりますが、食べない理由として餌自体に何かしらの問題があるということもあります。
例えば、ペットショップで飼われていた時に食べていた餌と内容が違うということも理由として考えられます。
人間の赤ちゃんもそうですが、粉ミルクをずっと飲んでいたのに急に雑炊のような食事を与えられたら食べたことがない味にびっくりしたり、食べてくれないことがありますよね。
それと同じで、インコの雛も生まれた時から慣れ親しんだ餌と違うものを出されたら食べないことがあります。
また、餌の温度も重要です。
挿し餌をする時、冷たい温度のまま餌を与えると、小さな体の雛は体が冷えたり、体調を崩す原因になります。
湯煎で温めた餌をあげるようにしましょう。
インコの雛に健康上問題がある場合も餌食べない
雛の状態をよく観察する
餌を食べない雛は、雛自体に健康上の問題があることもあります。
人間でも、風邪を引いたり、病気になると食べ物が喉を通らなくなることがありますよね。
インコの雛は、生まれて間もない状態なので、外の世界にある菌などが体に入ると病気になることもあります。
体調が悪いのは、見た目で判断出来ることも多いので、注意深く雛を観察してみましょう。
そもそもお腹が空いていないから餌を食べないことも考えられる
インコの特殊な器官である「素嚢(そのう)」
インコの雛が餌をまったく食べてくれない時、雛という小さな命なので、餌を食べないと生きられないのではないかと心配になってしまう飼い主さんは多いと思います。
でも餌を食べない理由の中には、そもそもインコの雛のお腹が満たされているということもあります。
雛は元々小さな体なので、成鳥のインコに比べると、胃も小さいです。
そのため、前に食べた餌がまだ消化されずに残っていて、食べないこともあるのです。
見極めるためには、インコの「素嚢(そのう)」をチェックする方法があります。
そのうとは、食道から胃までの間にある器官で、インコの喉から肩にあります。
そのうは、食べ物を一旦貯蔵し、柔らかい状態にするという役割があります。
餌の量が多すぎたり、温度が低い、熱い場合などに、そのうは炎症を起こしやすいので、喉元の羽毛を広げるようにして、そのうに異常がないかを確認してみるという方法もおすすめです。
インコの雛に餌を与える際の注意点とポイント
インコの雛の挿し餌は生後1ヶ月半まで
インコを初めて飼う人にとっては、餌を与える時間や回数なども未知の世界ということもあるでしょう。
特に、インコの雛はデリケートな生き物なので、餌を与える時にはいくつかの注意点をしっかり守ることが、インコの成長を左右します。
インコの雛は、餌を自分で食べられないので、「挿し餌」を行います。