文鳥が卵を産みすぎるのはなぜ?産みすぎる原因と対策について

文鳥が卵を産みすぎて心配だという飼い主の方も多いのではないでしょうか。

卵を産むのは自然なことだから問題ないのでは?と思われがちですが、卵を産むのは命がけの行為であり、ましてや産みすぎると文鳥の命さえも奪われかねないのです。

ではなぜ卵を産みすぎてしまうのでしょうか。
産みすぎないためにはどうすればいいのでしょうか。

産みすぎる原因と対策についてご紹介いたします。

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文鳥が卵を産みすぎるのは危険?産卵は命がけということを知っておこう

文鳥は生後半年くらいもすると、産卵をすることが可能になります。

オスとメスのつがいで飼っていなくても卵を産む

発情期に入ると無精卵ができ産卵をすることがあります。

にわとりの卵をイメージすると簡単にポンポンと産卵するように思われるかもしれませんが、産卵は命取りにもなる危険性を含んでいます。

卵を産むという行為は、にわとりであっても苦しさを伴うものなのです。

卵を産む危険性

卵が詰まる

卵ができてもすんなりと卵が出てこなくて、卵詰まりになってしまうこともあります。この卵詰まりは意外と多く見られる症状です。卵詰まりになったらすぐに対処しないと、命を落としてしまうこともあります。

病気

また、卵ができることで卵巣や卵管の病気にもかかりやすくなってしまいます。

我が家にいるセキセイインコは卵管脱になってしまったことがあります。卵管脱はお尻から卵管が出てしまった状態のことで、産卵のためにいきんだことが原因と獣医から説明されました。幸い日中だったためすぐに動物病院へ連れて行くことができましたが、この卵管脱はすぐに対処しないと大変なことになります。

栄養不足

卵が作られるときは体内にあるカルシウムをたくさん使うことになります。卵の殻はカルシウムによってできていますので、産卵時期に入ると文鳥も積極的にカルシウムを取るようになります。このカルシウムが足りなくなってしまうと、卵の殻がちゃんと作られなくなり、殻が柔らかい状態になることがあります。そうなると自力で産卵することが難しくなります。

文鳥の産卵は1日1コのペースで、合計で5~6コの卵ができます。命がけの産卵が5~6回も繰り返されてしまうと考えてください。
卵ができてしまうのは自然なことではありますが、できるだけ卵ができないように工夫することが大切です。

文鳥が卵を産みすぎてしまうのはなぜ?考えられる原因

自然界にいる鳥なら、自然なペースで発情期に入り卵ができて産卵します。ヒナが育やすい時期に合わせて産卵するのです。

ペットの文鳥は毎日が産卵と育児に適した時期になってしまう

快適な温度で毎日餌も十分にあたり、外敵もいません。

これではどんな時期でも安心して卵を産むことができますよね。

家の中で人に飼われている文鳥は、毎日豊富な餌を食べて健康状態もよく、暖かく快適な室内にいるため、発情しやすい状態と言えます。中には年中発情している文鳥もいます。文鳥にとって安心できる環境というのは素晴らしいことですが、発情・産卵という別の危険性が伴っています。

家の中であっても、文鳥の発情を抑える工夫ができます。

発情を抑えることができると産卵の心配も減らすことができますので、心配な人はまずは発情を抑えることを始めてみてください。

文鳥が卵を産みすぎないためにできることは

卵を産みすぎないようにするためには、発情を抑えることが大切です。発情しやすくなる原因は文鳥にとって安心できる環境にあります。

自然界に近い状態にすると産卵を抑えることもできますが、それは文鳥にとっては過酷でもあります。かわいい文鳥に試練を与えるのは気が進みませんよね。

ちょっとした緊張感を与えてみてください

安心できて快適な環境と感じてくれているのは嬉しいことですが、産卵にとっても快適になってしまいます。

少しだけストレスを与えるようにします。

  • ケージの置き場所を変えてみる
  • 見慣れないものを視界に入れてて警戒する時間を作る
  • ケージの中のレイアウトを変える
知人を家に招いて、いつもとは違った家の状態にするのも良い方法です。

文鳥に過度なストレスを与えてしまうと、ストレスによって体調を崩してしまいますので、少しだけ緊張するような状態を作ってみてください。

産卵は日照時間とも関係する

日照時間を調整することで発情を抑えることができます。

文鳥にとっても日照時間とは明るい時間のことです。

早朝や夜間なども電気をつけて明るくなっている状態にしてしまうと、文鳥にとっては日照時間が長くなっているのと同じです。

自然界において日照時間が長い時期は快適で過ごしやすく、繁殖期にふさわしい時期になります。
文鳥にとって明るい時間を短めにすることで、日照時間を調整して発情を抑えることができます。

夜は早めにケージを暗くし、朝は遅めに起こすと日照時間を短くすることができます。

文鳥が卵を産んでしまったときは、その卵は取り除かずにそのままにしておいてください。たとえ卵を温めようとしていなくても、卵は放置しておきます。文鳥が産卵するときはは5~6この卵を産みます。卵がある程度の数になるまで産卵を続ける場合がありますので、卵を取り除いてしまうと産み続けてしまう恐れがあります。

文鳥が卵を産みすぎるとカルシウム不足で卵詰まりの原因にも…卵詰まりの見分け方とは

文鳥の産卵でも気をつけたいのが卵詰まりです。卵詰まりの原因にはカルシウム不足やストレスがありますが、他にも病気であったりホルモンの異常、寒さによって産卵がうまくいかない場合もあります。

卵詰まりは命の危険を伴う危ない状態、すぐに対処することが重要

文鳥のお尻の辺りがふっくらと膨らんでいる様子が見られたら、卵ができている可能性があります。卵を無事に産卵するまで見守ってあげてください。

文鳥に卵が出来たら、その日もしくは翌日には産卵をするはず

文鳥がなかなか産卵しようとはせず、次第におとなしくなり、食欲が落ちたり膨らんでいるときは卵詰まりをしている可能性があります。

元気がなくなり便が出にくくなることもあります。また、卵を産もうとしていきんでいるものの卵が出てこないという状態を見られることもあります。卵が何らかの原因で詰まっていて出てこない状態です。

卵詰まりは初めて産卵をするまだ若い文鳥や、既に数個の卵を産んでいる場合、年齢が高く体力がない文鳥に起こりやすくなります。

寒いことで卵詰まりになることもありますので、卵ができたときは暖かくしてあげることも大切です。

文鳥が卵詰まりになってしまった時の対処法

卵詰まりを疑ったときは、すぐにでも動物病院へ連れて行ってください。すぐに対処しないと命を落とす危険があります。処置が遅くなれば遅くなるほど、文鳥の状態も悪化して体力もなくなってしまいます。

まずはしっかりと保温して病院へ

着くまで温かくしてあげます。

動物病院では、いつ卵ができたか、いつから様子が変わったか、これまで産卵したことがあるかどうかなどを獣医さんから質問されますので、伝えられるようにしておきましょう。

卵詰まりをしていなくても、卵ができたかわからないときや不安があるときは動物病院で診てもらうようにしてください。お尻のあたりを触って卵の有無を確認したり、それでもわからない時はレントゲンで卵を確認します。卵があるとわかったら、無事に産卵できるように獣医さんからアドバイスをもらうことができますよ。

大切な文鳥のためにも、不安を感じたときはすぐに動物病院を頼ってくださいね。

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