ビオトープの作り方。ベランダで育てるメダカの世界

最近は自宅でビオトープを作り、自然に近い環境でメダカを飼育するという方も増えています。庭に大きな池があれば良いですが、なかなかそのような家庭も少ないですよね。自宅にベランダがあるというお家なら、ベランダに小さな自然のビオトープを作ってみませんか?
そこで、ベランダに作るメダカのビオトープの作り方をご紹介します。容器や底床など、どのようなものが適しているのか、ご紹介していきましょう。

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ベランダに作るメダカのビオトープに適した時期

ビオトープは春先に立ち上げるのがお勧め

これは、気温が関係しています。

気温は10度を超えてくる4月ごろからが一番良い

寒い時期に設置するとメダカに負担が掛かり弱ってしまう他、水草などの育ちも悪く、環境を維持できません。

できるだけ、プランクトンも繁殖しやすい時期にした方が良いです。

設置した後はずっと外で飼育可能ですので、ビオトープが安定したら冬場もそのまま観察を続けることができます。

ですが、寒い地域や水全部が凍ってしまうと生き物が生きられませんので、凍る危険がある場合は冬場は室内で育てるようにしてください。

また、夏場は水が不足してしまう事がありますので、一定の水量を決めて減ってきたら足していくようにしましょう。

ビオトープの作り方、ベランダに置けるサイズの容器を

ビオトープは自分が好きな大きさの物を選ぶ事が出来ますが、好きな大きさの容器を買った後で置く場所がなかった、などになりかねません。

まずどこにビオトープを置くか家族と話し合う事が大事

日当たりの良い場所へ

ビオトープは日当たりの良い場所に置く方が機能します。

出来るだけ日当たりの良い場所に置ける容器の大きさにすることが大事です。

ビオトープの深さと容器の種類

また深さなどもビオトープを維持していくためには大事になってきます。深い容器にすれば気温の変化が緩やかでメダカや水草にも良いですし、容器の種類などでも温度変化が変わってきます。
陶器の容器ですと気温変化が緩やかで、プラスチックなどはすぐ温度があがってしまいます。

また、容器は専用のものが売っているとは思いますが、自分で用意する場合は深めの水量に変化が出にくい容器を選んでください。
水量が変化すると環境も大きく変わってしまいます。メダカの事も考えて容器を決めましょう。

眺めて楽しんだり環境を作って楽しむのがビオトープ

見た目もとても大事です。専用の容器なら、様々なデザインがあります。自分のお気に入りが見つかったらぜひ使ってみて下さい。

ビオトープを作るには、底に敷く土と水草、メダカや貝などの生き物が必要です。できるだけ雨なども入るように場所を決めると良いです。

ベランダビオトープの作り方、底床の選び方

ビオトープを安定させるには、コツがあります。

ビオトープ内を微生物が住みやすい環境を整えること

重要!底床選び

初心者の方は土系の底床よりも砂利系の底床の方が維持しやすいのでまずは砂利から始めましょう。

砂利は崩れたりもしないのでそのままの状態で長く使っていけますので水替えなどや、砂利の取り換えも必要ないので管理が楽です。

一方、土系は寿命があるので一定期間使用したら取り換えなければならず、一回中身を出してリセットしなければなりません。

初心者の方は出来るだけ砂利から始めた方が良いのはこの為です。

砂利と土で異なる事はその他に、砂利だと水草の根の付きがあまり良くない事、土だと根の付きが良く、水草も育ちやすくなります。

ですが、砂利の場合で水草の育ちに心配な時は、水草を鉢に入れて(専用の土も入れて)沈めることで解消できます。

メダカ用のビオトープの作り方、自然に近い環境を整える

ビオトープは自然の環境を人の手で作り出し、どのように生き物たちが生活しているのか観察するものです。

最初だけエサを与え、環境が安定したら後は自然の流れで発生する微生物などをメダカは食べて生活します。

  1. では、ビオトープはどうやって作っていけばよいのでしょう。
  2. まず、ビオトープを設置する(場所は家族で話し合って決めて下さい)。
  3. 場所を決めたら、底に砂利を入れていきます。この時、砂利は一度洗った物を入れましょう。
  4. 水草を配置したら(鉢の場合は後から入れます)水を入れます。いきなりバケツなどで入れると砂利が水を入れる勢いで動いてしまいますので出来るだけそっと入れましょう。
    ※水を入れるとどうしても最初は濁ってしまいます。濁りが収まるまで放置しましょう。
  5. 濁りが収まったらメダカや貝などの生き物を入れて完成です。

ビオトープは水草も大事

水草にも様々な種類があります。店頭に行ってからだと迷ってどれにしたらよいかわからなくなってしまいますので、先にどんな物がビオトープに向いているかなどを調べてから購入するようにしましょう。

メダカは敵から身を隠すための水草があると落ち着くので、上に浮くタイプの水草があると良いです。また、トクサなどの上に育つ水草も趣があって素敵です。

上から観察するのがビオトープ

中に沢山の水草があっては様子がわかりにくくなります。環境を良くしようとしてあまりにも大量の水草を入れてしまうと後から育ちすぎて大変なことになってしまいます。
最初は様子を見てあまり多くならいないように水草を配置しましょう。

水草は砂利の隙間に入れて浮いてこないように配置しますが、浮いてきて配置できない場合は鉢に水草を植えてそのまま水を張った後に沈めます。

 

ビオトープに適したメダカの種類と飼育数

メダカは様々な種類が品種改良で生まれていますが、水槽育ちなのでビオトープに向いていません。

野生種のクロメダカや色がオレンジ色で綺麗なヒメダカまでがビオトープに向いている品種なので出来るだけ他の種類のメダカは入れないようにしましょう。

メダカは環境が良ければ卵を生みます。天敵が少ないビオトープ内ではほとんどの個体が大人のメダカに成長するでしょう。

気をつけて見ていないとメダカが大量に増えてしまうかもしれません。

ビオトープ内で飼育できるメダカの数も、水の量からも決まっていて、あまり量が増えると環境を維持できなくなりますので、ビオトープを増やすなどして対応しなければなりません。