ビオトープに入れる水草の採取をするときのポイントと注意点

よりオリジナルなビオトープにするために自分で採集した水草を入れてみたいと思ったときには、まず田んぼや用水路の持ち主に許可をきちんととりましょう。

田んぼで採取できる水草、採取するときのコツを紹介します。採取した後に洗うことがポイントです。

採取するときのマナーをきちんと守り、自分だけのビオトープを完成させましょう。

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ビオトープの水草を採取するなら田んぼ!必ず許可をとりましょう

田んぼには水槽内で育つ水草が数種類あります。採取するときは田んぼの持ち主に許可を取ってから採取するようにします。勝手に採らないようにしましょう。

それでは、田んぼにはどんな水草が生えているのでしょうか。

水草の種類は10種類ほどで、完全に水の中で育つ水草や、根が水の中で育つ水草などもあります。

大体暖かい地域に生息している水草

  • ミズオオバコ
  • ミズマツバ
  • イボクサ
  • ホシクサ

全国に群生している水草

  • キカシグサ
  • ウリカワ
  • ミズハコベ
  • ミゾハコベ

また、日本の西側にはホソバミソハギ、ミズワラビなどがあります。

このように、日本全国の地域や気温によって生えている水草も変わってきますが、採取することができますので、より自分らしいビオトープを作りたいのなら水草もオリジナル感を出して、採取したものを使ってみても良いですね。

ビオトープの水草を採取するときのポイント

田んぼの他にも小川などでも採取することができます。

小川などで採取できるのがガシャモク

ガシャモクは流れに刃向かい長く流れながら生えています。

水草が長く育っている為、採取するときはクルクルと茎を巻いてから根を掘り起こして取りましょう。

水草は根が大事

根は優しく掘り起こしましょう。掘り起こすと川底が濁り生えているところがわからなくなることがあるので、大体の場所に検討をつけて周りを掘るようにします。

掘り起こしたらビニール袋や、虫かご、バケツなどに入れて持ち帰りましょう。

また、流れの速い小川や、水深が深い川は足を取られやすく危険ですので無理しない場所での採取をお勧めします。

水草の採りすぎ注意

使用する分だけにしましょう。また水草はその場所に生息している生き物にとっても大切な身の隠し場所になっていますから、採る場合は生息している生き物の事も考えながら、少し頂くくらいにしましょう。

水草の根にも様々な生き物が付いていることがあります。

出来るだけ自然に返してあげる事を心掛けて、根をその場で洗い生き物もきれいに落としてから水草だけ持ち帰りましょう。

採取した水草をビオトープに入れる前にしておく事

水草は様々な生き物の住処になっている他、産卵場所にもなっています。その場で気が付かなくて持ち帰ってしまう事もあります。

自分のビオトープの環境を守る為には卵は取ってしまった方が良い

必ずビオトープに入れる前に確認しましょう。

よくある例が、昆虫の卵などが付いたままビオトープに入れてしまい、知らぬ間に卵から孵った昆虫の幼虫がメダカを食べてしまう事があります。

このような事にならないように水草は持ち帰ってきたらよく洗い、観察してから入れるようにしてください。

田んぼから持ち帰ってきた場合は、水草に農薬が付いている可能性もある

農薬に弱い生き物などはビオトープには入れない方がよいです。
農薬が付いているかもしれない水草は、一週間ほど毎日水替えした綺麗な水に浸けておくトリートメントをすると農薬が抜けて安全になります。

また、浸けておく期間が長ければ長いほど水草も綺麗になりますので心配な時は長めに浸けて下さい。

長期間浸けておくと自然に害虫なども発見でき取り除ける可能性が高くなります。
水草は採ってきたらすぐビオトープに入れないでまずは水草をトリートメントするようにした方が良いですね。

採取した水草が弱ってきたときの対処方法

採取してきた水草は、まずは環境の変化に順応しなければならず負担が掛かっています。

光をよく当て様子を見る

その後栄養不足や、水質の変化などを調整していくのが良いです。

比較的どんな環境でも適応して育っていけるとは思いますが、もし枯れてしまう事があるのであれば自然に生えている水草よりは店頭で売られている水草の方が水質が合う事もありますので、試してみると良いです。

採取してきた水草の種類を調べてみる事で弱ってきたときに対処できるようになる唯一の方法になるでしょう。

なんという水草なのか解ればどんな環境が好みなのかもわかります。

まずは調べて試行錯誤しながら水草にも、生き物にもよい環境のビオトープを作っていくようにしてみましょう。

自分のビオトープの水草を外に持ち出すのはNG

ビオトープ用に採取した水草や、購入した水草など、もう使用しないからといって川に流したり、田んぼに入れたりするのはその場の生態系を壊す原因になってしまいます。

特に、購入した水草には外来種の水草も存在するため、日本には存在しない品種もあるのです。

魚や動物を同じで、海外や、その地域以外にしか存在しないような希少な植物を侵食する場合があるので持ち出しには注意しましょう。

また、個人で絶滅危惧種や希少種の水草の取引は禁止されていますので、自分だけで楽しむ分には良いのですから決まりを守って育てていくようにしましょう。